公開日 2026年10月01日
日本脳卒中協会では、脳卒中に関する理解を高めることを目的として、毎年10月の1か月間を「脳卒中月間」としています。また、世界脳卒中機構が10月29日は「世界脳卒中デー」と定めています。
脳卒中とは
人間の身体の働きを中枢で統括している「脳」の血管が、詰まったり破れたりすることで、急に脳の一部の働きが悪くなり、それによって急に身体の働きが悪くなる病気です。脳卒中には、血管が詰まっておこる「脳梗塞」、血管が破れておこる「脳出血」と「くも膜下出血」の3つがあります。
脳卒中の症状
- 片方の手足、顔半分の麻痺、しびれが起こる
- 呂律が回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない
- 力はあるのに立てない、歩けない、フラフラする
- 片方の目が見えない、物が二つ見える、視野の半分が欠ける
- 経験したことのない激しい頭痛がする
脳卒中のチェック方法
- 顔(Face):「イー」と言ってみる。口の片側しか上がらなかった場合、異常となります。
- 腕(Arm):前へならえをする。どちらかが下がると異常となります。
- 言葉(Speech):簡単な言葉を言ってみる。呂律が回らなければ異常です。
上記3つと「発症時刻の確認と時間の勝負(Time)」の頭文字を合わせて、「FAST」と読んでいます。3項目のうち、1つでも該当する場合は脳卒中の可能性が高いです。すぐに救急車を呼ぶか、専門病院を受診することが大切です。
脳卒中のチェック方法については公益社団法人日本脳卒中協会ホームページ「動画で学ぶ脳卒中」(外部サイト)をご確認ください。
脳卒中の原因
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 喫煙
- 多量飲酒
- 不整脈(心房細動)
脳卒中の予防
健診を受診し、健診結果を確認しましょう。
健診を受診し、高血圧、糖尿病、脂質異常症、不整脈(心房細動)の有無を確認しましょう。健診結果で分からないことがあれば、かかりつけ医・専門医に相談しましょう。また、毎月開催している健康相談会で保健師に健診結果を相談することができます。(注意)市民健康診査は令和8年11月29日までとなります。
家庭血圧を測定しましょう。
家で血圧を1日2回(朝・夜)測定し、血圧手帳に記録をしましょう。血圧記録用紙のわたしの血圧手帳 [PDF:90.6KB]もご活用ください。病院では血圧が高い場合でも家では血圧が低い場合もあります。季節や時刻、測定時の環境により血圧は変動するため、普段の血圧を知るためには、家庭でリラックスした状態で測定することが大切です。家庭血圧の測定方法については、今からはじめよう!高血圧対策をご確認ください。
キオスク血圧計を活用しましょう。
キオスク血圧測定とは、スポーツジム、公共施設、職場などに置かれている血圧計を用いて、医療従事者の手を借りずに血圧を自己測定することを指します。大田原市では、各地区公民館や温水プールに血圧計を設置しておりますので、ご活用ください。
ヒートショックを予防しましょう。
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動など温度の急な変化が体に与えるショックのことです。浴室や脱衣室を入浴前に暖めておくことと、トイレやよく通る廊下を暖めておくことが大切です。住まいのヒートショック対策については、おうちの対策おすすめポイント(STOP!ヒートショック)をご覧ください。
不整脈(心房細動)を早期発見しましょう。
心房細動は心臓に血栓を作り、脳梗塞の原因となります。心房細動の症状は、「どきどきする」、「胸が苦しい」、「階段や坂を上るのがきつい」、「息が切れやすい」、「疲れやすい」があります。脈の乱れに気づいたら、早めに医師に相談しましょう。
お薬は規則正しく内服しましょう。
処方されたお薬は、お薬手帳で内容と飲み方を確認して、確実に継続して内服しましょう。
生活習慣の改善を目指しましょう。
塩分摂取を減らし、野菜や果物を増やすなど、バランスの良い食事 を規則正しく摂るように心がけることが大切です。また、 禁煙、節酒、適切な運動習慣も心がけましょう
参考
- 公益社団法人日本脳卒中協会ホームページ(外部サイト)
- STOP!ヒートショックホームぺージ(外部サイト)
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