公開日 2024年02月19日
がんは、昭和56年から死亡原因の1位で、現在では年間35万人を超える方、日本人の3人に1人が、がんで亡くなっています。市では、早期発見・早期治療を目的として、下記のとおりがん検診を実施しています。
また、集団健診会場では、骨粗しょう症検査、C型・B型肝炎検査を実施しています。
各種検診項目の費用については、市民健康診査各種費用[PDF:119KB] をご確認ください。
肺がん検診(集団)
対象者
35歳から39歳までの男性、40歳以上の方
検査項目
胸部X線撮影・喀痰検査
- 40歳以上で6か月以内に血痰のあった方、または50歳以上で喫煙指数(1日の本数×喫煙年数)が600以上の方は喀痰細胞診検査を実施します。
- 肺がん検診は、結核検診などその他の肺疾患も併せて診ています。
注意事項
妊娠中、妊娠している可能性がある方は受診できません。
胃がん検診(X線検診)(集団)
対象者
40歳以上の方
検査項目
胃部X線撮影(8枚)
注意事項
胃がん検診を申し込まれる方は、必ず添付の「胃がん(X線)検診受診の注意事項」をご確認ください。
大腸がん検診(集団)
対象
40歳以上の方
検査項目
便潜血検査(2日間法)
注意事項
- 生理中の方は採便しないでください。
- 痔による出血のある場合、事前に主治医にご相談ください。
乳がん検診(集団・個別)
対象
30歳以上の女性
基本的に、授乳中の方はご遠慮いただいております。卒乳半年後から受診できます。
検査項目
超音波検査・乳房X線検査(マンモグラフィ)
集団健診で受診する場合、30歳から39歳の方は超音波検査のみとなります。
注意事項
- 現在乳がんで検査中や乳がん治療中(経過観察含む)の方は、検診受診について主治医にご相談ください。
- V-Pシャント・CVポート等使用中の方は事前に主治医にご相談ください。
- マンモグラフィ検査は、妊娠中、妊娠している可能性がある方、豊胸手術、授乳中、ペースメーカーを装着している方は受診できません。
子宮頸がん検診(集団・個別)
対象
20歳以上の女性
検査項目
- 20歳から24歳、46歳以上の方は細胞診検査
- 25歳から45歳の方は細胞診検査とHPV検査(ただし、医療機関にて個別に受診する方については、HPV検査は行いません。また、医療機関にて個別に受診する場合、該当者には体部細胞診検査を実施します。)
細胞診検査、HPV検査は子宮頸部の細胞を専用のブラシでこすり取ります。
注意事項
- 現在婦人科で治療中の方は事前に主治医にご相談ください。
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方および生理中の方は受診できません。
- 初回受診の方は受診時にお申し出ください。
- 子宮全摘手術後の方の子宮がん検診は、主治医の指示に従ってください。医療機関への受診をおすすめします。
前立腺がん検診(集団)
対象
50歳以上の男性
検査項目
血液検査(PSA法)
注意事項
特定健診を受診する方は追加採血の必要はありません。
胃がんハイリスク検診(集団)
対象
20歳、40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳、74歳の方(生涯1人1回)
検査項目
ピロリ菌感染の有無を調べる検査(HP検査)と、胃の粘膜の萎縮の有無を調べる検査(PG検査)を組み合わせて実施します。なお、20歳はHP検査のみを実施します。
注意事項
- がんを見つける検査ではありません。胃がんになりやすいか否かを調べる検査です。
- 明らかな上部消化管症状があり、胃や十二指腸の疾患が疑われる方については、検査の対象ではありません。医療機関を受診しましょう。
- 食道、胃、十二指腸疾患で治療中の方、胃酸分泌抑制剤服用中または2か月以内に服用していた方、胃切除後や腎不全の状態にある方、ピロリ菌除菌済みの方については正しい検査判定ができません。
詳細は右記のページをご確認ください。 胃がんハイリスク検診
骨粗しょう症検査(集団)
対象者
30歳以上の女性
検査項目
問診及び超音波による骨密度測定
C型・B型肝炎検査(集団)
対象者
40歳以上の方で、下記に該当する方(ただし、過去に受診したことがある方は除きます。)
- 過去に肝機能異常を指摘されたことのある方
- 過去に広範な外科的処置を受けたことのある方
- 妊娠・分娩中に多量の出血をしたことのある方
検査項目
血液検査
お問い合わせ
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード