帯状疱疹予防接種(法定外)費用の一部助成

公開日 2024年04月15日

 市では、50歳以上の大田原市民で帯状疱疹予防接種を希望する方に対し、市が行政措置として行う法定外の予防接種として接種費用の一部を助成します。

(注意)令和6年4月1日より前に受けた予防接種は助成の対象となりません。

助成額

帯状疱疹ワクチンは2種類があります。助成はいずれかのワクチン1回です。接種するワクチンを決めてから市に申請してください。

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)「ビケン」

医療機関の定める接種費用の半額(上限4,000円)

不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)「シングリックス」

医療機関の定める接種費用の半額(上限10,000円)

(注意)不活化ワクチンは2回接種が必要です。2回分助成します。

実施医療機関

令和6年度帯状疱疹予防接種(法定外)実施医療機関一覧(市内)[PDF:222KB]

令和6年度帯状疱疹予防接種(法定外)実施医療機関一覧(市外)[PDF:243KB]

実施医療機関一覧以外の医療機関での接種を希望する場合には事前申請が必要です。必ず接種前に市へお問い合わせください。

助成の流れ

  1. 接種するワクチンの種類を決め、「大田原市法定外予防接種申請書」を市に提出。(健康政策課もしくは各支所またはWEB申請)

 大田原市法定外予防接種申請書(様式第1号)[DOCX:22.1KB]

 大田原市法定外予防接種申請書(様式第1号)[PDF:118KB]

 【記載例】大田原市法定外予防接種申請書[PDF:223KB]

 実施医療機関一覧に記載のない医療機関で接種を希望する場合は、併せて「大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請」を市に提出。(健康政策課またはWEB申請)

 大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請書(様式第8号)[DOCX:23.6KB]

 大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請書(様式第8号)[PDF:108KB]

 【記載例】大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請書[PDF:219KB]

  1. 市から郵送で予診票を受け取る。(お届けまで1週間程度かかります。)
  2. 医療機関で予防接種の予約をする。
  3. 接種当日、予診票と保険証を持って医療機関を受診。医療機関窓口で自己負担額を支払う。
    (接種費用は医療機関ごとに定めています。接種費用から助成額を引いた額をお支払いください。)

(注意)不活化ワクチンは2回接種です。2回目は通常2か月後に接種しますので1回目接種後に必ず予約を取ってください。2か月を過ぎた場合でも6か月後までに接種します。6か月を過ぎると助成が受けられません。

(注意)「大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請」をされた方には、大田原市が医療機関への予防接種依頼書を作成し、申請者に送付します。予診票と依頼書がお手元に届いてから医療機関へご予約ください。

アンカーWEB申請

次のリンクからWEB申請がご利用いただけます。必要事項を入力するだけで、簡単に手続きができます。

  大田原市法定外予防接種申請 WEB申請フォーム(内閣府「ぴったりサービス」)(外部サイト) 

実施医療機関一覧に記載のない医療機関で接種を希望する場合は、併せて以下の申請が必要です。

  大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請 WEB申請フォーム(内閣府「ぴったりサービス」)(外部サイト)

  • 予診票等は受付後、1週間程度での発送となります。
  • メールアドレスを入力いただくと、申請送信後に受付完了通知を受け取ることができます。
  • 申請送信後に申請データの保存ができます。予診票等がご自宅に届くまで保管いただくことをお勧めします。
  • ご本人の代わりにご家族の方が申請することもできます。

助成対象者

大田原市民で接種当日50歳以上の方。

(注意)助成はどちらか一方のワクチンのみ、生涯1回限りですので、過去に本市の助成を受けている方は対象になりません。

(注意)対象者には、原発避難者特例法に基づき指定市町村から住民票を移さずに大田原市に避難している方も含みます。

(注意)転出により大田原市民でなくなった日以降、本助成を受けることはできません。

帯状疱疹とは

 水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因で、過去に水ぼうそうにかかった人の神経に潜むウイルスが、加齢や免疫低下により再活性化することで、皮膚に痛みや発疹が生じます。50歳代から発症リスクが高まり、70歳代でピークとなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。合併症である帯状疱疹後神経痛は、発疹が治った後も3か月以上疼痛が持続すると言われています。

 予防には、ワクチン接種のほかに、日頃から栄養や睡眠を十分にとり、疲労やストレスを溜めないことも大切です。疑わしい症状が現れた場合は、早めに医療機関に相談しましょう。

帯状疱疹ワクチンの特徴

生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)「ビケン」

  • 販売名「ビケン」
  • 皮下注射
  • 接種回数 1回
  • ​​​​​​発症予防効果が中程度
  • 長期予防効果が低い
  • 副反応の発現率が低い
  • 基礎疾患(免疫不全、免疫抑制状態)によっては接種できない
  • 費用が安価

不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)「シングリックス」

  • 販売名「シングリックス」
  • 筋肉内注射
  • 接種回数 2回
  • 発症予防効果が非常に高い
  • 長期予防効果が高い
  • 副反応の発現率が高い
  • 費用が高価

次のいずれかに該当する場合は、接種できません。

  1. 明らかに発熱している場合(37.5℃以上)
  2. 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな場合
  3. 本剤の成分によってアナフィラキシーをおこしたことが明らかな方
  4. (生ワクチンのみ)妊娠していることが明らかな場合、明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する場合及び免疫抑制をきたす治療を受けている場合
  5. 上記の他、予防接種を行うことが不適当な状態の方

次のいずれかに該当する場合は、医師にご相談ください。(接種の判断を行う際に注意を要する方)

  1. 心臓病、腎臓病、肝臓病や血液の病気などで治療を受けている方
  2. 過去に予防接種で接種後2日以内に発熱の見られた方及び全身性発疹等のアレルギーをおこした方
  3. 過去にけいれんを起こしたことのある方
  4. 過去に免疫不全の診断をされている方及び近親者に先天性免疫不全の方がいる場合
  5. 本剤に対してアレルギーをおこす恐れがある場合
  6. (不活化ワクチンのみ)血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を施行している方

接種後の注意

  1. 接種後30分間は急な副反応が起こることがありますので、院内で様子をみてから帰るようにしてください。
  2. 接種当日は、激しい運動はさけてください。入浴は差し支えありませんが、注射部位はこすらないでください。
  3. 接種後に接種部位が腫れたり、痛んだり、発熱などがおきることがありますが、一般にその症状は軽く通常数日中に消えます。
  4. 接種後は、自らの健康管理に注意し、もし高熱や体調の変化、その他接種部位の異常が見られたら、すぐ医師の診察を受けてください。
  5. 新型コロナワクチン接種を受ける場合、前後13日以上あける必要があります。

健康被害救済制度

 大田原市が行政措置として行う法定外の予防接種となりますので、万が一健康被害が起きた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法及び大田原市予防接種事故災害補償規則により対応いたします。

お問い合わせ

健康政策課
健康政策係(予防接種・感染症)
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎3階
TEL:0287-23-8975
FAX:0287-23-7632

PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Acrobat Readerダウンロード