公開日 2025年04月01日
市では、50歳以上の大田原市民で帯状疱疹予防接種を希望する方に対し、市が行政措置として行う法定外の予防接種として接種費用の一部を助成します。
(注意)令和6年4月1日より前に受けた予防接種は助成の対象となりません。
助成対象者
大田原市民で接種当日50歳以上の方(定期接種対象者を除く)
定期接種対象者の方は「帯状疱疹予防接種(定期予防接種)のお知らせ」をご覧ください。
(注意)対象者には、原発避難者特例法に基づき指定市町村から住民票を移さずに大田原市に避難している方も含みます。
(注意)転出により大田原市民でなくなった日以降、本助成を受けることはできません。
助成額
帯状疱疹ワクチンは2種類あります。助成はいずれかのワクチン1回です。接種するワクチンを決めてから市に申請してください。
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)「ビケン」
医療機関の定める接種費用の半額(上限4,000円)
不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)「シングリックス」
医療機関の定める接種費用の半額(上限10,000円)
(注意)不活化ワクチンは2回接種が必要です。2回分助成します。
実施医療機関
R7法定外帯状疱疹実施医療機関一覧(市内)[PDF:228KB]
R7法定外帯状疱疹実施医療機関一覧(市外)[PDF:101KB]
接種前に次の申請が必要です
- 法定外予防接種申請(全員必須)
- 大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請(実施医療機関一覧に記載のない医療機関で接種を希望する場合のみ)
申請方法
申請方法はオンライン申請、窓口での申請または郵送での申請があります。電話では申請できませんのでご注意ください。
オンライン申請
- 次のリンクからオンライン申請がご利用いただけます。必要事項を入力するだけで、簡単に手続きができます。メールアドレスを入力いただくと、申請送信後に受付完了通知を受け取ることができます。
- 申請送信後に申請データの保存ができます。予診票等がご自宅に届くまで保管いただくことをお勧めします。
- ご本人の代わりにご家族の方が申請することもできます。
大田原市法定外予防接種申請
ぴったりサービス「大田原市法定外予防接種申請」(外部サイト)
大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請
ぴったりサービス「大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請(外部サイト)
窓口での申請、郵送での申請
大田原市法定外予防接種申請
申請書を健康政策課または湯津上支所総合窓口課、黒羽支所総合窓口課のいずれかへ提出してください。窓口にも申請書は備えてあります。
大田原市法定外予防接種申請書(様式第1号)[DOCX:22.1KB]
大田原市法定外予防接種申請書(様式第1号)[PDF:118KB]
【記載例】大田原市法定外予防接種申請書[PDF:223KB]
大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請
申請書を健康政策課へ提出してください。(湯津上支所総合窓口課、黒羽支所総合窓口課は取扱いありませんのでご注意ください。)窓口にも申請書は備えてあります。
大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請書(様式第8号)[DOCX:23.6KB]
大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請書(様式第8号)[PDF:108KB]
【記載例】大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請書[PDF:219KB]
助成の流れ(予防接種の流れ)
- 接種するワクチンの種類を決め「大田原市法定外予防接種申請書」を提出する。接種を希望する医療機関が一覧にない場合「大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請」も提出する。
- 市から郵送で予診票を受け取る。(お届けまで1週間程度かかります。)
- 医療機関で予防接種の予約をする。
- 接種当日、予診票と保険証を持って医療機関を受診。医療機関窓口で自己負担額を支払う。
(接種費用は医療機関ごとに定めています。接種費用から助成額を引いた額をお支払いください。)
(注意)不活化ワクチンは2回接種です。2回目は通常2か月後に接種しますので1回目接種後に必ず予約を取ってください。2か月を過ぎた場合でも6か月後までに接種します。6か月を過ぎると助成が受けられません。
(注意)「大田原市指定外医療機関法定外予防接種依頼申請」をされた方には、大田原市が医療機関への予防接種依頼書を作成し申請者に送付します。予診票と依頼書がお手元に届いてから医療機関へご予約ください。
帯状疱疹とは
水ぼうそう(水痘)と同じウイルスが原因で、過去に水ぼうそうにかかった人の神経に潜むウイルスが加齢や免疫低下により再活性化することで皮膚に痛みや発疹が生じます。50歳代から発症リスクが高まり、70歳代でピークとなり80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。合併症である帯状疱疹後神経痛は、発疹が治った後も3か月以上疼痛が持続すると言われています。
予防にはワクチン接種のほかに、日頃から栄養や睡眠を十分にとり疲労やストレスを溜めないことも大切です。疑わしい症状が現れた場合は早めに医療機関に相談しましょう。
帯状疱疹ワクチンの特徴
生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)「ビケン」
- 販売名「ビケン」
- 皮下注射
- 接種回数 1回
- 発症予防効果が中程度
- 長期予防効果が低い
- 副反応の発現率が低い
- 基礎疾患(免疫不全、免疫抑制状態)によっては接種できない
- 費用が安価
不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)「シングリックス」
- 販売名「シングリックス」
- 筋肉内注射
- 接種回数 2回
- 発症予防効果が非常に高い
- 長期予防効果が高い
- 副反応の発現率が高い
- 費用が高価
次のいずれかに該当する場合は接種できません
- 明らかに発熱している方(37.5度以上)
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
- 本剤の成分によってアナフィラキシーをおこしたことが明らかな方
- その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方
生ワクチンの接種を希望される場合、上記に加えて、病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できません。
次のいずれかに該当する場合は医師にご相談ください(接種の判断を行う際に注意を要する方)
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患等の基礎疾患を有する方
- これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
- けいれんを起こしたことがある方
- 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- 帯状疱疹ワクチン(生ワクチン、不活化ワクチン)の成分に対してアレルギーを起こすおそれのある方
生ワクチンの接種を希望される場合、輸血やガンマグロブリンの注射を受けた方は治療後3か月以上、大量ガンマグロブリン療法を受けた方は治療後6か月以上置いて接種してください。
組換えワクチンの接種を希望される場合、血小板減少症や凝固障害を有する方、抗凝固療法を実施されている方は注意が必要です。
接種後の注意
- 接種後30分間は急な副反応が起こることがありますので、院内で様子をみてから帰るようにしてください。
- 接種当日は、激しい運動はさけてください。入浴は差し支えありませんが、注射部位はこすらないでください。
- 接種後に接種部位が腫れたり、痛んだり、発熱などがおきることがありますが、一般にその症状は軽く通常数日中に消えます。
- 接種後は、自らの健康管理に注意し、もし高熱や体調の変化、その他接種部位の異常が見られたら、すぐ医師の診察を受けてください。
健康被害救済制度
予防接種は感染予防のために重要なものですが健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの健康被害をなくすことはできないことから救済制度が設けられています。
大田原市が行政措置として行う法定外の予防接種となりますので、万が一健康被害が起きた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法及び大田原市予防接種事故災害補償規則により対応いたします。
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