世界禁煙デーと禁煙週間

公開日 2026年05月25日

令和8年5月31日(日曜日)は「世界禁煙デー」です。また、日本では令和8年5月31日(日曜日)から6月6日(土曜日)までの一週間を「禁煙週間」と定めています。
令和8年度のテーマは「みんな知っている?たばこのルール」です。

大田原市の喫煙状況

  • 市民健診を受診した、40歳から74歳までの国民健康保険加入者の令和7年度の喫煙率は、大田原市が14.3%、栃木県が12.3%であり、栃木県と比較すると高い状況が続いています。
  • 乳幼児のいるご家庭の喫煙状況については、令和7年度の健やか親子21アンケート結果によると、父親においては、子どもの年齢に関係なく34%前後と高い状況でした。

喫煙による健康影響

喫煙者本人の健康影響

喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることが分かっています。また、喫煙を始める年齢が若いほど、がんや循環器疾患のリスクを高めるだけでなく、総死亡率が高くなることもわかっています。

受動喫煙による影響

喫煙者が吐き出した「呼出煙」とたばこから立ち上る「副流煙」にも、多くの有害物質が含まれています。煙に含まれる発がん性物質などの有害成分は、喫煙者が直接吸い込む「主流煙」より「副流煙」に多く含まれるものがあり、受動喫煙(二次喫煙)による健康への影響は深刻です。受動喫煙によってリスクが高まる病気には肺がん、脳卒中などがあり、年間15,000人が受動喫煙を受けなければこれらの疾患で死亡せずに済んだと推計されています。日本では、法改正により、2020年4月から多数の者が利用する施設について、原則、屋内禁煙とすることが義務づけられています。

こどもへの受動喫煙の影響

受動喫煙はこどもの呼吸器疾患や中耳炎、乳幼児突然死症候群(SIDS)引き起こすことが指摘されています。また、妊婦やその周囲の人の喫煙によって低体重児や早産のリスクが上昇します。受動喫煙の健康被害は大人だけでなくこどもにもあり、身体の機能が未熟なこどもは、受動喫煙の悪影響が出やすくなります。

加熱式たばこや水パイプたばこも「たばこ」です

加熱式たばこも水パイプたばこも、たばこの葉を利用した「たばこ」です。火をつけるかつけないかにかかわらず、ニコチン及び発がん性物質に暴露される点で、すべてのたばこには健康影響の懸念があります。

加熱式たばこの主流煙には、多くの種類の有害化学物質が含まれるものの、ニコチン以外の有害化学物質の量は少なかったと報告されています。しかし、販売開始からの年月は浅いため、長期使用に伴う健康被害は明らかになっていません。               

なお、電子たばこについては、諸外国ではニコチンを含むものが流行していますが、わが国ではニコチンを含むものは販売されていません。ただしニコチン以外の発がん性物質が発生する可能性があり、健康影響が懸念されます。

禁煙の効果

禁煙の効果は禁煙直後からはじまります。禁煙を継続することで、肺がんをはじめ、さまざまな病気のリスクが下がります。長年喫煙されている方は、禁煙してももう遅いと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。世界各国の研究をまとめたアメリカの報告によると「禁煙は性別・年齢・喫煙による病気の有無を問わず、すべての人々に大きくかつ迅速な健康改善をもたらす」ということが明らかになりました。

禁煙をはじめませんか?

たばこに含まれるニコチンにはアルコール以上に強い依存性があり、「やめよう」と思っても自身で取り組むにはなかなか難しいことがあります。禁煙補助薬や禁煙外来を使用すると、自力で行うよりも禁煙成功率が上がると言われています。自身のため、身近な大切な人のためにも、この機会に禁煙をはじめませんか?

大田原市内の禁煙外来の一覧についてはこちらをご覧ください。

R8禁煙、始めませんか? (R8.4 PDF版)[PDF:742KB]

お問い合わせ

健康政策課
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎3階
成人健康係
TEL:0287-23-7601
FAX:0287-23-7632

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