ささえ愛おおたわら助け合い事業(生活支援体制整備事業)

公開日 2024年02月13日

「ささえ愛おおたわら助け合い事業」とは

キーワードは「生活支援」と「社会参加」

 高齢者のひとり暮らしや高齢者のみの世帯、認知症の方などが増加するなか、生活支援の必要性が増しています。

 ボランティア、NPO法人、民間企業、協同組合、社会福祉法人、地縁組織などの色々な主体が、地域のなかで身の回りのことや生活の支援をする仕組みが必要です。

 一方、高齢者自身も、地域などで役割を持ち社会参加をすることが、生きがいや介護予防につながります。

 市は、地域のなかで多様な主体が多様なサービスを提供できる体制を整えることで、高齢者の安心生活と活躍の場の確保ができるような地域づくりを進めます。

イラスト 生活支援と社会参加

本市の取り組み状況

 本市は「住み慣れた地域の中で いつまでもいきいきと 安心して暮らせるまち」を目指しています。

 高齢化の進展も抱える問題も、市町村や地域によって大きな違いがあります。

 いつまでも安心して暮らせるまちは、地域特性に応じて作り上げていくことが重要です。

第1層と第2層に、協議体と生活支援コーディネーター(SC)が配置されています

 ささえ愛おおたわら助け合い事業

↑このページの先頭に戻る

 「協議体」とは、多様な団体や人が参画し、情報共有・連携強化を行う「話し合いの場」のことです。

 現在大田原市では、市全体(第1層)で1つ、12の日常生活圏域(基本的に中学校区を単位とする区域)(第2層)に1つずつ、合計13の協議体が設置されています。

 第2層協議体は、身近な地域での助け合いの仕組みを作るため、課題や資源の情報を集めたり、解決策を検討したりしています。

 第1層協議体は、第2層で話し合われたことや市全体で考えていくべきことを整理し、第2層が自主的に活動しやすいような仕組みや制度を考えたり、市に提案したりしています。

 また、それぞれに生活支援コーディネーター(SC)が配置されており、協議体の内外を調整したり、情報を集約したりしています。

地域主体活動の紹介

 第2層においては、高齢者ほほえみセンター、いきいきクラブ、ささえ愛サロン事業など、様々な住民主体の活動及び、介護保険制度や行政のサービスや支援以外のサービス(インフォーマルサービス)が展開されています。

 インフォーマルサービスのご利用を

 コラム~見つけました ささえ愛~

↑このページの先頭に戻る

第1層協議体の活動について

目指す地域像(スローガン)

お互いの顔が見える地域づくりを目指して

住民が主体の共生社会を作ろう。

 

令和5年度の活動

会議名 開催日 主な内容
第1回協議体会議 令和5年6月30日
  • 委員の委嘱について
  • 議題
  1. 生活支援体制整備事業のこれまでの経過について
  2. 令和5年度事業計画について
  3. アンケートの実施について
  4. その他
  • 講話 
    演題:みんなでなんとかする社会を目指して
    講師:一般社団法人 えんがお 代表理事 濱野 将行 氏
第2回協議体会議 令和5年9月15日
  • 議題
  1. 議題アンケートの結果について(2040問題を見据えた大田原市域の課題について)
  2. (仮称)ささえ愛「通いの場」ガイドブックおおたわら(案)について
  3. イベント「(仮称)ささえ愛おおたわら通いの場をつくろう」について
第3回協議体会議 令和5年10月27日
  • 議題
  1. ささえ愛ガイドブック作成のためのアンケート結果について
  2. (仮称)ささえ愛「通いの場」ガイドブック(案)について
  3. イベント「地域の居場所づくりセミナー」について
イベント 令和5年11月10日

地域の居場所づくりセミナー『フレイル予防は仲間作りから』

第1部 講演会

  1. 演題「フレイル予防『運動』 生き活き、住み慣れた地域で」
    講師 医療法人大那 だいなリハビリクリニック リハビリ・看護課長 細井 直人 氏
  2. 演題「野菜をしって上手にとろう!」
    講師 カゴメ株式会社 野菜をとろうキャンペーン推進グループ 専任部長 吉田 知史 氏
  3. 実演「通いの場で楽しめる簡単にできる料理レシピ」
    講師 栄養士 越沼 美知代 氏

第2部 地域の通いの場事例発表会

  1. 団体名 滝岡ふれあいサロン(親園地区)
    発表者 矢吹 澄江 氏
  2. 団体名 上薄葉カラオケ会(野崎地区)
    発表者 渡辺 正 氏
  3. 団体名 築地カフェ(川西地区)
    発表者 井上 美智子 氏

会場:那須与一伝承館

入場者数:105名

 

フレイル予防講演 通いの場事例発表

第4回協議体会議 令和6年2月2日
  • 議題
  1. 地域の居場所づくりセミナーの結果について
  2. おおたわら通いの場ガイドブックについて
  3. 大田原市の公共交通について
  4. その他

第1層協議体委員名簿(R5.6.30現在)[PDF:264KB]

【会議録】第1層協議体第1回会議(R5.6.30)[PDF:342KB]

【会議録】第1層協議体第2回会議(R5.9.15)[PDF:313KB]

【会議録】第1層協議体第3回会議(R5.10.27)[PDF:238KB]

【会議録】第1層協議体第4回会議(R6.2.2)[PDF:2.5MB]

令和4年度の活動

 令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により縮小傾向であったサロン事業について、「通いやすいサロン、続けやすいサロンとは」をテーマにグループワークを実施しました。
 視察については、地域の交流拠点の整備について、第2層SCが公立公民館に配置されている那須塩原市を視察し、情報交換を行いました。
 また、民間企業からの移動販売提案について第1層SCが地域へ情報提供し、販売車を呼び込むきっかけを作るなど、地域課題の解決のための住民の自主的活動への支援を行いました。

R4第1層協議体及びSCの活動状況等[PDF:664KB]

令和3年度の活動

 令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により会議や活動も縮小傾向でしたが、各関係団体やSC等により具現化した取組もありました。

R3第1層協議体及びSCの活動状況等[PDF:401KB]

令和2年度の活動

 令和2年度は協議体会議でグループワークを行い、地域の課題について4つの視点(広報活動・人材育成・居場所づくり・拠点づくり)で話し合いを行いました。
 また、令和元年度開始した「ささえ愛サロン」の一層の拡充を図るため、「事業発表会」及び「事業交流会」を開催し、活動実施団体の発表を行ったり、活動団体相互の情報交換を行ったりしました。

令和元年度の活動

 令和元年度は、年度当初に開始した「ささえ愛サロン事業」(実施団体16)の活動状況確認を行い、補助金の見直しの協議・提案を行いました。
 同時に、各委員の視点から持ち寄った課題を4グループに分類し、現状の確認及び解決策の検討を行いました。すぐに解決できない課題もありますが、ハードルの低いことから取り組んでいきます。
 また、「まちづくり人づくり講演会」を開催し、講話「くらしの中の支え合いが地域をつくる(東北福祉大学教授 高橋誠一氏)」及び各地区の支え合い活動の発表(川西地区見守り隊おやまだいおひさまカフェ・成田町自治会ささえ合いマップづくり・佐久山地区社協外出支援事業)を行いました。

平成30年度の活動

 平成30年度は、2つの分科会に分かれ協議を行いました。
 「総合事業分科会」では、平成29年度開始の総合事業サービスを検証し、サービス内容の見直しを行いました。
 「ささえ愛分科会」では、集いの場の在り方を協議し、居場所活動を運営する団体等に対する補助金(ささえ愛サロン事業費補助金)を提案しました。
 第1層協議体全体としては、「まちづくりに関する講演会」「第2層協議体会議の傍聴」「自治会等地域主体に対する事業説明」を実施しました。

平成29年度の活動

 平成29年度は、生活支援体制整備事業について勉強会を行ったり、「親しみやすい事業名」や「第1層協議体の目指す地域像(スローガン)」を決定したりしました。

平成28年度の活動

 本市の第1層協議体は、総合事業の市独自サービスを提案しました。

「介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)」

↑このページの先頭に戻る

お問い合わせ

高齢者幸福課
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎3階
TEL:0287-23-8740
FAX:0287-23-4521

PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Acrobat Readerダウンロード