公開日 2019年01月25日
新型インフルエンザとは、これまで人の間で流行を起こしたことのないインフルエンザウイルスが、トリやブタの世界から人の世界に入り、新たに人から人に感染するようになったもの、または、かつて世界的規模で流行したインフルエンザで、その後流行することなく長期間が経過し、現在の国民が免疫を獲得していないものを言います。
毎年流行を繰り返す季節性のインフルエンザと異なり、ほとんどの人がそのウイルスに対する免疫をもっていないため、ウイルスが人から人へ効率よく感染し、世界的大流行(パンデミック)となるおそれがあります。
近年では、平成21年にブタ由来のウイルスによる新型インフルエンザが発生しています。
対策について
平成21年の新型インフルエンザの発生を受け、平成25年4月に新型インフルエンザ等特別措置法(平成24年法律第31号)が施行されました。これに基づき、大田原市では平成26年3月に「大田原市新型インフルエンザ等対策行動計画」を策定し、市が実施する対策について定めています。 詳しくはこちらをご覧ください。
なお、この行動計画では、新型インフルエンザ等への対策は、医療機関や一般事業者、そして市民の皆様など、地域社会全体が一丸となって対策に取り組むこととしています。
市民の皆様が取り組むべき対策について、大田原市新型インフルエンザ等対策行動計画(概要)(559KB)に記載しています。
家庭での備え
新型インフルエンザ等が発生した場合、感染を避けるためには、感染者との接点を極力減らすよう、不要不急の外出をしないことが重要です。また、発生直後などは、食料品の需要が一時に集中し、思うように手に入らないおそれもあります。
災害用の備蓄にも共通する部分がありますので、各家庭で必要なものを備蓄しましょう。
大人2人2週間分の食料等備蓄一覧(目安)(大田原市作成)(105KB)
インフルエンザ対策の物品
- サージカルマスク
- ゴム手袋(破れにくいもの)
- 水枕・氷枕
- 漂白剤(次亜塩素酸:消毒効果がある)
- 消毒用アルコール
- 体温計
- ティッシュペーパー など
食糧(長期保存可能なもの)
- お米
- 乾麺類
- 切り餅
- 乾パン
- 各種調味料
- 缶詰
- ミネラルウォーター
- ペットボトルや缶の飲料 など
通常の災害時のための物品
- 懐中電灯
- 乾電池
- 携帯電話充電キット
- キッチン用ラップ
- アルミホイル
- 洗剤・石鹸
- シャンプー・リンス
- ビニール袋やゴミ袋
- 常備薬(胃薬、処方薬など)
- 絆創膏(大・小)
- ガーゼ・コットン など
薬については購入時に医師・薬剤師にインフルエンザ脳症を助長しないものかを必ずご確認ください。
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