地域ぐるみでイノシシの出没を予防しましょう

公開日 2026年10月27日

イノシシの田畑や住宅地への出没を防ぐには

イノシシの田畑や住宅地への出没を防ぐには、気づかないうちに行っている「無意識の餌付け」をなくすことが最も重要です。
イノシシは非常に記憶力や学習能力が高く、一度「ここは美味しいものがある安全な場所だ」と認識すると、何度も繰り返し出没するようになります。
人慣れしたイノシシは警戒心が薄れ、昼間でも堂々と現れて人を襲い、食べ物を奪うといった重大な人身被害を引き起こす原因になります。
イノシシに高栄養を与え続けることで、イノシシの生息数の増加に加担することになってしまいます。
日常生活に潜む代表的な「無意識の餌付け」の要因と、すぐに実践できる対策をご案内します。

エサ場作らないチラシ

(注意)画像をクリックすると拡大します。

日常にある「無意識の餌付け」とは

  1. 農作物くずや収穫残渣(ざんさ)の放置
    畑の隅や土手に捨てた野菜くず、稲刈り後の二番穂(ひこばえ)、売り物にならない放置作物は、イノシシにとっての絶好のごちそうです。
  2. 放任果樹(柿、栗など)
    収穫されずに木に残ったままの実や、地面に落ちた果実は、強いにおいで遠くのイノシシまで引き寄せてしまいます。
  3. 屋外に置かれたペットフード
    飼い犬や、飼い主のいない猫のために屋外へ置きっぱなしにされたエサの味を覚え、市街地に居着いてしまうケースが多発しています。
  4. ゴミ出しマナーの違反
    指定日以外の夜間にゴミを出したり、防鳥・防獣ネットを正しく使わずに生ゴミを放置したりすると、イノシシの餌場になります。

今すぐできる4つの予防対策

  1. エサとなるものを徹底管理する
    不要な野菜くずは放置せず、深く埋設するか適切に処分してください。
    収穫しない果樹の実も早めに摘み取るか、思い切って伐採を検討しましょう。
    稲刈り後は、なるべく早めに田んぼを耕して、二番穂の発生を予防しましょう。
  2. ゴミ出しルールを厳格に守る
    生ゴミは必ず指定された当日の朝に搬出し、夜間は絶対に外へ放置しないでください。
  3.  「隠れ場所」をなくす
    イノシシは臆病なため、身を隠せる茂みを好みます。田畑や住宅の周辺にある雑草や藪をきれいに刈り払い、見通しを良くしておくことで、近づきにくい環境を作れます。
  4. 防護柵や忌避剤を活用する
    侵入を防ぐためにワイヤーメッシュや電気柵を正しく設置しましょう。また、鼻が非常に良い習性を利用し、カプサイシン(唐辛子成分)などが配合された忌避剤を活用するのも効果的です。

イノシシに遭遇してしまったら

万が一、街中や田畑で遭遇した場合は、大声を出したり石を投げたりして刺激するとイノシシが興奮して襲ってくる恐れがあります。背中を見せずにゆっくりと後ずさりし、建物や車の中、高い場所などへ静かに避難してください。

地域ぐるみで対策しましょう

地域の被害を減らすためには、一人ひとりの意識だけでなく、地域全体で「エサ場を作らない」という共通認識を持つことが不可欠です。

お問い合わせ

農林整備課
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農村環境対策係
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