公開日 2024年07月25日
「ナラ枯れ」とは
ナラ枯れはカシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によりコナラ・ミズナラ類等の樹木が集団的に枯損する樹木の伝染病です。令和2(2020)年度に県南部で初めて被害が確認されたことから、今後の被害拡大に注意が必要です。
被害の拡大を防ぐために、ナラ枯れ被害の疑いがある樹木を見かけたら、農林整備課林業振興係(0287-23-8012)、または県北環境森林事務所(0287-28-9071)まで情報提供をお願いします。また、ナラ枯れ被害にあった樹木は、数年後に落枝や倒木の危険があるため、ご注意ください。
「ナラ枯れ」被害の特徴
- 主にコナラやミズナラの高齢化した大径木が被害にあいます。まれにクリ、クヌギ、シイ及びカシなども被害にあいます。
- 被害があった樹木の根元には大量のフラス(虫のフンや木くず)がたまっています。
- 8月頃に葉が赤褐色に変色します。
- ナラ枯れの発生した森林では、被害発生時または数年後に、猛毒性のカエンタケが多く発生することが確認されております。触れるだけでも皮膚がただれるなどの炎症を起こしますので、見つけた場合は絶対に触らないようお気を付けください。
お問い合わせ
農林整備課
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎4階
TEL:0287-23-8126
FAX:0287-23-8782