容器包装プラスチックの分別収集Q&A

公開日 2024年02月19日

分別方法やごみステーションへの出し方について

Q1 容器包装プラスチックに、収集の対象とならないものを混入させてしまった場合、収集されますか?

不適物が混入している場合、収集いたしません。
なお、もやせるごみに容器包装プラスチックが入っている場合は収集いたしますので、プラマークや汚れの有無などで分別に迷った場合は、「もやせるごみ」に分別してください。

Q2 プラマークが表示されているもので、汚れやにおいがある場合、洗って分別しなければなりませんか?

簡単にすすいだり、紙や布でさっとふき取る程度で汚れが落ちるものは、汚れを落として容器包装プラスチックに分別してください。
汚れやにおいが簡単に落ちないものは、洗うのに非常に手間がかかる上に、大量の洗剤などを用いて洗うと、水質汚染など別の環境問題の原因となるため、「もやせるごみ」に分別してください。

Q3 洗った容器包装プラスチックは、乾かさなければいけませんか?

濡れたままごみに出してしまうと、カビの原因となります。カビの生えてしまったプラスチックは再資源化することができませんので、乾かしてから「容器包装プラスチック」に出してください。

Q4 汚れやにおいをきちんと落とせるか、不安です。

汚れやにおいが残っているものは再資源化に適さないため、分別の対象となりませんが、人それぞれで感じ方に違いがあるため、明確な基準を設けるのが困難です。汚れている、においが残っているように感じる、もしくは迷う場合は、「もやせるごみ」に分別してください。

Q5 シールやテープが貼られているものは、はがさなければいけませんか?

容器包装プラスチックに値札や賞味期限、成分の記載されているシール、お買い上げテープなどが貼られている場合、簡単にはがせるものははがしてください。簡単にはがせないものは、無理にはがす必要はありません。貼られたまま、「容器包装プラスチック」に分別してください。

Q6 かさばる容器を出す場合、つぶしたりしてもいいですか?

つぶしたり、切ったりして出すことができます。
ただし、束ねるためのひもや輪ゴムなどは分別収集の不適物のため、「もやせるごみ」に分別してください。

Q7 プラマークは、分別対象になるものには必ず表示されていますか?

容器包装プラスチックへのプラマークの表示は、「資源有効利用促進法」によって表示を義務付けられているため、一部の例外を除いて表示されています。
なお、上記の表示されていない例外については、分別の対象といたしません。

Q8 容器とラベルの両方が容器包装プラスチックの場合、ラベルをはがす必要はありますか?

容器とラベルがどちらも容器包装プラスチックである場合(プラスチックボトルなど)、分けずに一緒に出しても問題ありません。

Q9 薬のシートや内側が銀色になっているお菓子の袋など、金属がついている(蒸着している)ものは、分別収集の対象になりますか?

金属が蒸着されているプラスチックも、プラマークの表示があれば分別収集の対象です。無理にはがす必要もありません。なお、蒸着ではなく、固形の金属がついていて外せない場合は、「もやせないごみ」に分別してください。

Q10 ハンガーは製品プラスチックのため分別の対象外、となっていますが、手元にあるハンガーにはプラマークが表示されていました。この場合どうすればいいですか?

プラマークが表示されているものは、分別収集の対象となります。
ハンガーは基本的に単独の製品であるため、プラマークの表示がないもの(製品プラスチック)が多いですが、衣料品に付属して売られている物などには、プラマークが表示されている場合があります。

Q11 クッション材(プチプチ)は分別対象になりますか?

プラマークが表示されているものは、分別対象となります。

Q12 クッション材(プチプチ)は、ほかの商品に付属しているものだけではなく、ホームセンターなどでは単体で売っていますが、自分で買ったものも分別対象になりますか?

ほかの商品の容器・包装ではない(プラマークの表示がない)ため、厳密には分別の対象外です。しかし、外観から容器・包装のクッション材(プチプチ)と見分けることが困難であるため、同様に収集いたします。

Q13 プラスチックでできたものですが、プラマークがありません。

プラマークのないプラスチック製品については、「もやせるごみ」に分別してください。
プラマークが表示されていないものは、プラスチック製であっても容器包装プラスチックではありません(Q7の通り、一部例外があります)。

 

袋について

Q14 分別収集に使用する「透明なビニール袋」は、どこで買えますか?

ホームセンターやドラッグストア、スーパーマーケット、100円ショップなどで購入できます。

Q15 半透明の袋はどのようなものが使えますか?

中身が確認できることが必要になります。乳白色であったり、色がついている等の要因で中身が確認できないものは、使用できません。

ふくろの例

Q16 レジ袋は使用できますか?

サイズや色が適正であれば、店名やロゴなどが印刷してある場合でも、使用できます(20リットルから45リットル程度の大きさで、透明または半透明)。一般的にレジ袋に多い乳白色の物は、Q15の通り使用できません。

Q17 持ち手がない袋を使ってもいいですか?

持ち手がない袋も使用できます。ごみに出す際は中身が出ないように、口をしっかりと縛ってください。

Q18 適切ではない袋(中身が確認できない、小さすぎる、ビニールではない、など)を使って出した場合、収集はしてもらえますか?

収集いたしません。一度持ち帰り、次回の収集日に適切な袋で出しなおしてください。

Q19 もやせないごみやペットボトルなどの指定ごみ袋は透明ですが、このようなほかの種類のごみの指定ごみ袋を使ってもいいですか?

容器包装プラスチックを出す際に指定ごみ袋を使用することはできません。指定ごみ袋でごみを出す際は、決まった種類のごみ以外には使用できません。

Q20 ごみ袋への記名は必要ですか?

現在、ごみ袋への記名は義務付けをしていません。
記名がある場合、ない場合のいずれも、きちんと分別がされていれば収集いたします。ただし、ごみステーションの管理の都合上、地域や利用者間で記名についてルールを定めている場合がありますので、お住いの地域のルールに従ってください。

 

住民への周知について

Q21 分別収集の開始にあたり、どのように周知していますか?

広報おおたわらの誌面や折込チラシ、ホームページ、自治会単位での住民説明会などで周知を図っています。
なお、ホームページなどを確認してもわからないことがありましたら、生活環境課にお問い合わせください。

 

その他

Q22 分別収集することで、どのくらいごみが減りますか?

年間で、およそ400トンのもやせるごみを減量できる見込みです。それに伴い、焼却にかかる費用や、焼却灰を埋め立てる最終処分場の容量が節約できることが期待できます。

Q23 分別収集の開始後、どのくらいの袋で出されているのか、どのくらいの量が出されたか、1世帯でどのくらい出たのか公表してもらいたい。

処理の都合上、袋の大きさや各世帯の量を統計することは難しいため、他の種類のごみと同様、排出された重量(総量)での公表を予定しています。

Q24 収集された容器包装プラスチックは、何にリサイクルされますか?

主に、輸送用パレット、園芸用プランター、ごみ袋などにも使われる再生樹脂などの材料や、製鉄所で使う鉄鉱石(酸化鉄)の還元剤などになります。

Q25 プラスチックはもやせるごみとして処理する場合、助燃材の効果があるようですが、分別収集することで焼却への悪影響はないのですか?

プラスチックは化石燃料からできており、焼却の際はほかのごみを効率よく燃やす助燃材となります。
しかし、焼却するのに必須ではなく、分別収集をした(プラスチックを燃やさない)場合でも、焼却に大きな影響はないと考えています。

Q26 収集されたプラスチックは資源になるということで、有償で売却するのでしょうか?

分別収集されたプラスチックは有価物となりますが、収集や中間処理に要する費用もあるため、売却益は見込んでいません。

Q27 容器包装プラスチックを分別することによって、市民にメリットはありますか?

「容器包装プラスチックの分別収集が始まります」の「容器包装プラスチックを分別収集する目的」の項目にあるような「環境負荷の低減」といったメリットのほか、Q22にあるような、ごみに関する費用の軽減、「もやせるごみの指定袋に比べ、安い値段の袋でごみが出せる」「もやせるごみが減ることで、ごみステーションの圧迫が軽減される」といったメリットがあると考えています。

お問い合わせ

生活環境課
廃棄物対策係
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎2階
TEL:0287-23-8706
FAX:0287-23-8923