公開日 2023年11月01日
栃木県では、11月1日から3月31日までを「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」と定めています。
冬に多発する傾向があるノロウイルス食中毒を予防するために、ノロウイルスの特徴を正しく理解し、適切な対策をしましょう。
ノロウイルス感染症の特徴と主な症状
特徴
感染力が非常に強く、ごく少数のウイルスで感染します。
潜伏期間
感染から発症までおおむね24時間から48時間。
主な症状
吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などが1日から2日間続きます。
主な原因食品
- 感染した人が調理などをして、汚染された食品
- ウイルスが蓄積した、生、あるいは加熱不十分な二枚貝(生カキ)など
主な感染経路と対策
人から食品、食品から人へ
- 感染した人から食品を介して感染します。
- 症状がなくても感染していることがあります。
- 下痢や嘔吐などの症状があるときは、絶対に食品を取り扱わないようにしましょう。
食品から人へ
- 汚染された二枚貝などを十分に加熱しないで食べることで感染します。
- 加熱用の食品はしっかり加熱するようにしましょう。
人から人へ
感染した人が使用したトイレなど、汚染された施設に触れた手を介して口からウイルスを取り込むことで感染します。
また、ウイルスを含んだ便や、嘔吐物の処理が不適切な場合、ほこりやチリとともにウイルスが舞い上がり、それを吸い込むことで感染します。
適切な方法で清掃および消毒を行い、ウイルスを拡げないようにしましょう。
お問い合わせ
健康政策課
健康政策係(予防接種・感染症)
住所:栃木県大田原市本町1-4-1 本庁舎3階
TEL:0287-23-8975
FAX:0287-23-7632
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