公開日 2025年03月05日
食中毒とは
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。飲食店などの外食で発生するだけでなく、家庭の中でも発生します。
食中毒になると、多くの場合、消化器症状(下痢、嘔吐、腹痛)や風邪様症状(頭痛、発熱)を起こしますが、ときには呼吸麻痺、脱水、腎臓障害などで死亡することもあります。特に、体力のない(抵抗力が弱い)乳幼児や高齢者において重症化する傾向があり、注意が必要です。
食中毒の予防
細菌による食中毒を予防するためには、食中毒菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」の3原則を行うことが効果的です。
付けない | 細菌を食べ物に付けないようにしましょう。 |
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増やさない | 食べ物に付着した細菌を増やさないようにしましょう。 |
やっつける | 食べ物や調理器具に付着した細菌をやっつけましょう |
家庭でできる食中毒予防の6つポイント
『6つのポイント』
- 食品の購入:寄り道しないでまっすぐ帰るなど
- 家庭での保存:帰ったらすぐ冷蔵庫の保存など
- 下準備:まな板は、肉・魚を切ったら洗って熱湯をかけておくなど
- 調理:加熱は十分にする(めやすは中心部分の温度が75度で1分間以上)など
- 食事:食事の前に手を洗うなど
- 残った食品:手洗い後、清潔な器具、容器で保存するなど
食事にひそむキケン・おいしく安全に食べるヒント
厚生労働省ホームページ:連載「食事にひそむキケン・おいしく安全に食べるヒント」(外部サイト)
- 有毒植物 スイセン・クワズイモほか
- 細菌 カンピロバクター
- 細菌 腸管出血性大腸菌(O157)
- 細菌 黄色ブドウ球菌・ウエルシュ菌・ボツリヌス菌
- 細菌 サルモネラ属菌・セレウス菌・腸炎ビブリオ
- 植物 毒キノコ
- ノロウイルス
- ジビエ
- 魚 フグ
- ウイルスA型肝炎ウイルス・E型肝炎ウイルス
- 寄生虫アニサキス
- 総集編 食中毒予防の原則
関連サイト
厚生労働省ホームページ「食中毒」(外部サイト)
栃木県ホームページ「家庭での食中毒予防」(外部サイト)
お問い合わせ
健康政策課
健康政策係(予防接種・感染症)
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎3階
TEL:0287-23-8975
FAX:0287-23-7632
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