ヌマスギ群生地(ぬますぎぐんせいち) 市指定天然記念物

公開日 2019年01月10日

  • 指定年月日 昭和62年7月1日
  • 所在地 大田原市加治屋83-1 西郷神社境内
  • 所有者 加治屋自治会
  • 員数 7株
  • 最大のもの
    • 樹高 25.9メートル
    • 幹周 3.04メートル
    • 枝張り 東5.7メートル 西4.8メートル 南5.9メートル 北5.9メートル
    • 推定樹齢 80から100年

 スギ科ヌマスギ属の落葉針葉高木です。北米東南部・メキシコ原産で、日本にも移植され公園などで見られます。ラクウショウ(落羽松)ともいいます。

 この木のある西郷神社は西郷従道(じゅうどう)(西郷隆盛の弟)を祀ってあり、明治36年(1903)創建です。西郷従道が訪米した折に苗木を持ち帰り植樹したのではないかと思われます。加治屋周辺は明治14年(1881)に西郷従道と大山巌(いわお)によって開墾された土地で、明治34年(1901)に今の加治屋部分が分割されて西郷従道の個人経営となり、西郷農場となりました。

 境内にある7本は幹周が最小で1.67メートル、2メートル台のものが5本、最大3.04メートルとなっています。

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