公開日 2017年02月13日
- 指定年月日 昭和47年8月1日
- 所在地 大田原市北金丸1708
- 所有者 大田原市
- 面積 1398平方メートル
ザゼン草はサトイモ科、山中の湿地に生える多年草で、ややミズバショウに似ています。開花期は2月から3月です。葉が伸びるより先に開花しますが、この紫色のドームは花を守る苞(ほう)で、内側の黄色い卵球形のものが小さな花の集まりです。花の形が座禅を組む僧の姿に見えることが名前の由来とされ、開花時期に花の部分が発熱するという珍しい特徴があります。
近年、湿地帯が激減してきている中でザゼン草が群生している状態は珍しく、群生地は2月から3月に一般公開しています。このような田んぼに囲まれた群生地では周辺環境の変化に大きく影響されることがあり、現在、ザゼン草は減少傾向にありますが、地元を中心に再生に向けた取り組みが行われています。
ザゼン草
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