公開日 2013年02月28日
緊急性がない救急車の利用が多くなると、本当に必要な人へ速やかに救急車を出動させることができなくなります。本当に必要とする人のために、救急車を適正に利用しましょう。
救急車の呼び方
119番にかけたときは、次のことを伝えてください。
通報の際は、あわてず、ゆっくりと
- 「救急です」
- 住所・目標になるものを明確に(携帯電話の場合は必ず市町名から)
- 誰がどのような状態か(呼び掛けたときの反応や意識の状態など)
- 具合の悪い方の年齢
- 通報している方の名前と電話番号
その他、詳しい状況、持病、かかりつけ病院等について尋ねられることがあります。答えられる範囲で伝えてください。
救急車を利用するのはこんなとき
次の場合は、ためらわず救急要請してください
- 呼んでも返事がない(意識がない)
- 呼吸が苦しい、顔が真っ青、息をしていないようだ
- けいれんが続いている
- 急にろれつが回らなくなった、手足の動きが悪くなった
- 飲み込み(食べ物をのどにつまらせて呼吸が苦しい。変なものを飲み込んで意識がない。)
- 車にはね飛ばされた
- 高いところから転落し大きなけがをした
- 大出血している
- 急に激しい頭痛・胸痛・腹痛がある
これら以外でも、判断に迷う場合や、緊急に病院へ搬送する手段がないときは救急車を要請してください。
次の場合は救急車を利用できません
- 緊急性のない軽いけがや病気
- 入院、通院のためのタクシー代わり
症状に緊急性がなくても「交通手段がない」「どこの病院に行けばよいか分からない」「便利だから」「困っているから」と救急車を呼ぶ人がいます。
救急車や救急医療は限りある資源です。いざというときの皆さん自身の安心のために、日頃から救急医療について考えてみましょう。
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健康政策課