【講座実施レポート】みんなにやさしい防災講座

公開日 2025年09月04日

大田原市男女共同参画講座「みんなにやさしい防災講座」開催

 令和7年7月30日(水曜日)大田原市役所で、性別や年齢に関わらず多様な視点から防災について学び、災害時の避難所の設営などに活かしていただくことを目的に、「みんなにやさしい防災講座」を開催しました。

みんなにやさしい防災講座ポスター

講師紹介

公益財団法人とちぎ男女共同参画財団 防災士 芳村 佳子先生

講座の様子

当日は、小学生から70代までの23名が参加しました。

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  講座の冒頭では、東日本大震災や令和元年台風19号における大田原市内・栃木県内の被害や避難所の様子を映像で確認しました。その後、大田原市防災ハザードマップを使い、参加者自身の自宅付近で起こりうる災害について理解を深めました。

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 続いて、DVD「避難所の開設と運営のしかた」を視聴して避難所運営をイメージした後、段ボールベッドや間仕切りテント、簡易トイレの設営を参加者全員で体験しました。段ボールベッドは腰痛予防や椅子代わりにも有効で、避難所で欠かせないことを学びました。また、災害時にはトイレの使用可否を確認し、水が流れない場合はビニール袋・凝固剤・消毒などを用いる必要があることも説明されました。

 さらに、暴力や盗難への備えとして、警察の巡回や相談体制、防犯ブザーの活用など、安全対策の重要性について学びました。

参加者からは、

  • 段ボールベッドや間仕切り、トイレを実際に組み立てる体験ができてよかった。何かあった際に役立てたいと思います。
  • 災害時の避難所では、男女関係なく自主的に動き、協力、協調が必要だと感じました。
  • 避難所設営のシュミレーションが必要だと感じました。

などの感想が寄せられました。

 今回の講座を通じて、日常の備えや多様な視点を活かした避難所運営の大切さを改めて確認できました。

お問い合わせ

政策推進課
市民協働係
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