令和7年2月 大田原市臨時記者会見

公開日 2025年02月28日

情報提供案件

  1. ふるさと納税寄附額の過去最高額更新について
  2. 株式会社ダイナムによる「企業版ふるさと納税」寄附贈呈式の開催について
  3. 広報おおたわら表紙展の開催について 
  4. 「高血糖対策プロジェクト 大田原市健康セミナー」の開催について
  5. 大田原市三つ蔵新酒発表会の開催について
  6. 侍塚古墳こも外しの実施について
  7. 「大田原市史研究 第5号」の販売について
  8. 第52回芭蕉の里くろばねマラソン大会の開催について

会見内容

【YouTube大田原市公式チャンネル】令和7年2月 大田原市臨時記者会見動画(外部サイト)

ふるさと納税寄附額の過去最高額更新について

 令和6年度は、これまで複数年にわたり取り組んできた 返礼品拡充や、新規ポータルサイト導入、ポータルサイト内での返礼品の見せ方の改善など、取り組みの成果が現れ始め、1月末までで、寄附件数が7,412件、寄附額が2億7,841万5千円と、前年度から大幅に増加し、どちらも大田原市の過去最高を更新いたしました。
 寄附額が増加した要因ですが、まず1つ目は新規サイトの導入です。
 新たなサイトの導入により、多くの新規寄附者に、大田原市や地場産品の魅力を感じていただき、寄附額の増加に繋がったものと考えております。
 2つ目の要因として、株式会社資生堂 那須工場で製造されている「美白美容液 HAKU(はく)」の掲載期間が前年度に比べて長くなったことが挙げられます。
 「HAKU」を返礼品として掲載を開始した令和5年9月から、令和5年度の掲載期間は約7か月間でしたが、令和6年度は年度当初から掲載できたことから、件数や金額が増加いたしました。
 3つ目の要因として、返礼品の掲載期間の見直しを行ったことです。
 米は例年、新米の収穫後、梨は収穫期に近づいた時期に掲載を開始しておりましたが、返礼品提供事業者の皆さまの協力もあり、収穫前から先行予約のような形で掲載をすることができたため、大幅に件数、金額の増加に繋がりました。
 4つ目の要因としまして、全国的に米が不足する時期が長期化したことが挙げられます。ふるさと納税市場における米の返礼品自体に人気が集まったことに加え、大田原市は農林水産省が統計調査を行い公表している「市町村別農業産出額」において関東地方で1番、米の産出額が高い自治体となるなど、米の生産が盛んであり、米の返礼品を安定的に供給できたため寄附金増加に繋がりました。
 全国的に米の需給状況が不安定な状況が続いておりますが、関東一の米どころ大田原として、自慢のおいしい米をふるさと納税返礼品として安定的に供給し続けられるよう市内農家の皆さまと連携しながら、今後も米の返礼品を拡充していく予定です。
 2月、3月の実績見込みを加えた令和6年度の寄附額は、2億9,400万円程度を見込んでおりますが、かねてから目標としてきた 寄附額3億円を達成できるよう、令和7年産の梨の先行予約品や、国内最大級の米の品評会で上位入賞を果たした阿久津 政英(あくつ まさひで)氏の米「ゆうだい21」を公開するなど、今後も大田原市の強みを生かし、ふるさと納税の趣旨を踏まえながら積極的に寄附金を募集してまいります。

株式会社ダイナムによる「企業版ふるさと納税」寄附贈呈式の開催について

 3月5日水曜日の午後3時から市役所本庁舎602・603会議室において、「株式会社ダイナムによる『企業版ふるさと納税』寄附贈呈式」を開催いたします。
 このたび、市内に店舗を運営する株式会社ダイナム様から、「企業版ふるさと納税」による寄附金として100万円を贈呈いただくこととなりました。
 大田原市未来創造戦略の「文化・芸術・スポーツを活用したまちづくりの推進」及び「学生の地域活動への参加」に関する事業に活用いただきたいとのご意向を受けまして、本寄附金は、「くろばね紫陽花まつり」や「大田原マラソン大会」における学生ボランティア活動に係る経費に充てさせていただきます。
 また、今回の寄附を契機として、株式会社ダイナムの社員の皆さまにも、学生とともにボランティア活動にご参加いただき、本市との連携を強化してまいりたいと考えております。

広報おおたわら表紙展の開催について

        3月1日土曜日から4月13日日曜日まで、市役所本庁舎1階 南側ギャラリーにおいて「広報おおたわら表紙展」を開催いたします。
 広報おおたわらは、昭和38年5月に第1号が発行されて以来、少しずつ形を変えながら 市民の皆さまに情報を届けてまいりました。
 約60年間で作成した広報紙は、今年の3月号で1,332号となり、その中から約100点の表紙を展示いたします。
 展示をとおして、時代の移り変わりを感じていただき、本市の魅力を再発見するとともに、より一層「大田原市」に愛着や親しみを持っていただければと思っております。

「高血糖対策プロジェクト 大田原市健康セミナー」の開催について

 3月1日土曜日の午後2時から、那須赤十字病院マイタウンホールにおいて、「高血糖対策プロジェクト大田原市健康セミナー」を開催いたします。
 このセミナーは、糖尿病対策が本市の緊急の健康課題となっていることを踏まえ、今年度より那須赤十字病院と連携して開催するものです。
 セミナーの内容につきましては、那須赤十字病院 院長 井上 晃男(いのうえ てるお)様が座長となり、第1部では、獨協医科大学内分泌代謝内科 学内教授 薄井 勲(うすい いさお)様を講師にお招きし、「上がるとどうなる?血糖値」と題して、高血糖予防・改善に関する講演をしていただきます。
 第2部では、自治医科大学内科学講座腎臓内科学部門 准教授 増田 貴博(ますだ たかひろ)様を講師にお招きし、「かんじんかなめの『腎』の話」と題して、慢性腎臓病対策に関する講演をしていただきます。
 セミナーの対象者は大田原市民の方で、先着120名、参加費は無料となっております。
 皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。

大田原市三つ蔵新酒発表会の開催について

 3月19日水曜日の午後6時から、那須野が原ハーモニーホールのホールロビーにおいて、「大田原市三つ蔵新酒発表会」を開催いたします。
 主催である「大田原市の地酒とまちおこし研究会」は、本市が誇る水、酒米、環境及び造り手とで醸した地酒の魅力を市内外に広く発信すべく活動しております。
 一般入場者のチケット販売につきましては、2月25日火曜日から、市役所本庁舎4階の商工観光課、及び大田原市観光協会にて、1枚4,000円で販売を開始いたします。
 販売枚数は先着50枚までとなります。
 この機会に、本市が誇る地酒の魅力を直接体験いただければと思います。

侍塚古墳こも外しの実施について

 二十四節気の啓蟄(けいちつ)の日にあたる 3月5日水曜日の午前8時30分から、侍塚古墳松守会が下侍塚古墳で、こも外しを実施いたします。
 国指定史跡の侍塚古墳の墳丘上に生えている松の木は、徳川光圀公の命により、元禄5年に行った日本で最初の学術的発掘調査後に植えられたことに由来するものです。
 作業には地元の小中学生も参加し、地域の伝統の継承を進めております。

「大田原市史研究 第5号」の販売について

 「大田原市史研究」は、市史編さん事業のなかで調査を進めている、現代・自然・民俗の3つの専門部会の先生方による研究成果を、速報として公開するために、令和2年度から毎年1号ずつ刊行しているものです。
 今回、現代部会からは、作間 亮哉(さくま かつや)委員が、近代以降に市内で唱歌や校歌がどう歌われてきたかを報告し、また部会からの報告として、市町村章・憲章・木・花・魚など、市のシンボル創設の歴史についても取り上げております。
 自然分野からは、自然部会の協力者である片山 栄助(かたやま えいすけ)博士が、市内に600種以上いるハチの分布状況を報告し、令和5年に「大田原市史資料集第2巻 大田原市の自然」を発行した後に追加調査した種についても紹介しています。
 民俗部会からは、上野 修一 委員が、那須地域における「コモ編み」の道具について、市が所蔵する民具を中心に、写真と実測図によって資料化した成果を報告しています。
 このほか、本市学芸員による、旧佐良土小学校の古い学校日誌の紹介や、海老原(えびはら)市史編さん委員長による2本のコラムなど、盛りだくさんの内容となっております。
 この度の市史編さん事業では、この「大田原市史研究 第5号」が最後の成果物となります。
 お一人でも多くの皆さまに 手に取っていただき、郷土への愛着と理解を深めていただければと思います。

第52回芭蕉の里くろばねマラソン大会の開催について

 2月23日日曜日の天皇誕生日に、黒羽運動公園 周辺特設コースにおいて「第52回芭蕉の里くろばねマラソン大会」を開催いたします。
 半世紀続く、芭蕉の里くろばねマラソン大会は、お子様からお年寄りまで、幅広い年齢層に楽しんでいただけるファミリーマラソン大会です。
 今大会は、全13クラスで1,017名のエントリーをいただき、県内外から多くのマラソン愛好家の方に「芭蕉の里くろばね」にお越しいただきます。
 なお、本大会では招待選手やゲストランナーの招聘(しょうへい)はありません。
 午前9時から多目的中央広場において開会式を行い、競技スタートは、クラスごとに午前9時30分から随時スタートいたします。
 大会開催に伴い、周辺道路で交通規制を行い、一部の区間で最大午前9時から正午まで全面通行止めとなります。
 また、コースの路面コンディションにより競技スタートが遅れた場合は、規制時間が最大で1時間延長されます。
 コース沿線にお住まいの方を始め、多くの方にご不便をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)

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