令和5年5月 大田原市定例記者会見

公開日 2023年05月18日

情報提供案件

  1. 大田原市住生活基本計画(大田原市住宅マスタープラン)の策定について
  2. 「勝城蒼鳳氏を偲ぶ特別展示会」の開催について
  3. 「第34回黒羽芭蕉の里 全国俳句大会」の開催について
  4. 「第9回ゲタ箱展」の開催について

会見内容

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1 大田原市住生活基本計画(大田原市住宅マスタープラン)の策定について

 本市において総合的かつ計画的に住宅・住環境づくりを推進するため、住宅施策の基本計画として、平成30年3月に「大田原市住生活基本計画」を策定しております。
 国や県の上位計画と同様に、従前の計画から5年が経過したため、社会背景等を踏まえて見直しを行いました。
 計画期間は、令和5年度から令和14年度までの10か年となり、5年経過後の令和10年度に見直しを行う予定としております。
 本計画は、『みんなではぐくむ「豊かで安らぎのある快適な住まい」おおたわら』を基本理念とし、本市の住宅施策に係る4つの課題と、5つの基本的目標を設定いたしました。その基本的目標にはそれぞれ基本方針があり、それに伴う具体的な施策を掲げております。
 従前の計画との主な追加・変更点ですが、社会的な問題である空き家に着目し、従前の基本方針にあった「既存住宅の活用」に、空き家の「有効活用」や「除去」を含む適正管理を加えて、「空き家の活用」に変更いたしました。
 また、SDGsとの関連性を計画に位置付けた点や、省エネルギー建築の普及促進を追加しております。
 現在の社会情勢により、住宅事情にも建築資材の高騰など多大な影響が出ておりますが、今後も本計画に基づき市民の皆さまや住宅関連事業者の住宅ニーズに沿った総合的な住宅施策を推進してまいります。

2 「勝城蒼鳳氏を偲ぶ特別展示会」の開催について

 本市名誉市民で、重要無形文化財「竹工芸」保持者、いわゆる人間国宝でもあった勝城蒼鳳氏の竹工芸作品を、那須与一伝承館の展示室において展示いたします。
 勝城氏の作品は、身近な自然をモチーフにしたものが多く、本市所蔵の4点につきましても「初風」「かげろう」「初夏の風」「慈雨」など、自然を感じる作品です。
 平成17年に人間国宝となった後も、市民学校での指導を引き受けてくださるなど、伝統工芸の伝承にもご尽力くださいました。
 生前のご活躍、ご功績に対し敬意を表しますとともに、自然を力強く表現した素晴らしい作品を身近に見ることで、竹に対する思いを感じていただきたく、今回の特別展示会を開催する運びとなりました。
 展示期間は、7月1日土曜日 午後1時から、7月23日 日曜日 午後5時までとし、期間中の入館料は無料といたします。
 なお、展示期間初日の7月1日土曜日の午前10時から、那須与一伝承館の多目的ホールにおきましてオープニングセレモニーを執り行います。
 こちらは、竹工芸関係者、ご家族等の招待者のみ約100名で行う予定となっておりますので、一般の方はご参加いただくことができません。

3 「第34回黒羽芭蕉の里 全国俳句大会」の開催について

 6月25日 日曜日の午前10時から、第34回黒羽芭蕉の里 全国俳句大会を、黒羽のホテル花月にて開催いたします。
 この大会は、俳聖 松尾芭蕉が、「おくのほそ道」紀行中、長期滞在した黒羽の地での開催であることから、毎年全国から多くの俳句愛好者の皆様にご参加いただき、大変盛り上がる大会となっております。
 題目には「自由題の部」と「席題の部」があり、自由題の部はすでに応募が締め切られており、応募者数533名、総投句数は2,147句となっております。
 席題の部につきましては、大会当日午前9時に席題が発表され、参加者は午前11時までに投句することとなります。どちらの題目につきましても、選者が審査を行い各賞を決定いたします。選者につきましては、長年にわたり選者を務めていただいた、名誉市民でもある俳人 黒田杏子 先生が本年3月にご逝去されたため、今大会につきましては4名の先生による審査となります。
 大会当日は、オープニングイベントとして須賀川小学校の児童による英語俳句の発表を9時45分から行います。
 さらには、俳句雑誌「澤」主宰の小澤實氏を招いての講演会を、午後0時45分から開催いたします。
 俳句や講演会等を通し、愛好者同士の交流を図るとともに、芭蕉も見た清流那珂川を望みながら、黒羽の俳句文化に触れていただければと思います。
 俳句愛好者はもとより、俳句初心者の皆様のご参加をお待ちしております。

4 「第9回ゲタ箱展」の開催について

 6月17日土曜日から6月30日金曜日まで、芸術文化研究所において第9回ゲタ箱展を開催いたします。この展覧会は、芸術文化研究所にある旧両郷中学校で使用されていた下駄箱を展示場所としております。
 今回は、過去最高の約130点の作品が、国内外から集まりました。実際に作品を見て触れることができる展覧会となっております。五感を使って芸術鑑賞を楽しむことができますので、皆様のご来場をお待ちしております。

(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)

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