公開日 2024年04月04日
大田原市では新しく農業をはじめようとしている方を応援しています。栃木県や農業協同組合、農業委員会、農業公社等の関係機関と情報共有を行い、各就農希望者のニーズに応じた支援を行っています。
大田原市、那須塩原市、那須町、那須野農業協同組合などの関係機関で構成する「那須地域新規就農支援協議会」では、新規就農希望者の技術や知識の習得を目的とした就農準備研修事業や那須地域の経験豊富な農家のもとで実際に農作業などを体験できる農業短期研修を実施しています。
大田原市の概要
栃木県北東部に位置する自然豊かな市です。扇状地の中央に位置するといった土壌条件や大消費地である首都圏に近いといった立地条件を生かし、米麦を主体とする農業生産を展開してきました。近年では園芸作物に取り組む農家も増えています。
大田原市の農業産出額(令和4年市町村別農業産出額(推計)に基づく)は260億円で県内第2位(全国第40位)であり、耕種部門(米、麦、野菜、果実、花き等)は県内第2位、畜産(肉用牛、乳用牛等)は県内第3位です。
農業をはじめるポイント
農業をはじめたいと思ったら、最初に行うべきことは就農相談と情報収集です。相談と情報収集を繰り返し行い、自らが目指す営農の形態や品目、就農までのプロセスを決めていきます。農業をはじめるうえで、重要となる要素は次の4つです。
1.技術・知識の習得
農業をはじめる際の技術・知識の習得にあたっては、県等で各品目の栽培技術や農業経営の知識を習得するための研修を行っています。
2.農地の確保
農業をはじめる際の農地の確保にあたっては、地域の方々と触れ合い、信用を得ていく必要があります。
3.資金の確保
農業をはじめる際には多額の資金が必要となります。無利子の融資制度を利用できる可能性もありますが、少しでも多くの自己資金を用意しておく必要があります。
4.労働力の確保
農作業の全てを1人で行うことは極めて難しいです。経営を安定化していくためには労働力の確保が必要になります。
就農支援サイト
- とちぎ就農支援サイト「tochino」(外部サイト)
栃木県では農業を始めるためのポイントや県内市町・関係団体の支援情報等を一元的に発信する就農支援サイト「tochino(トチノ)」を開設しています。 - 農業をはじめる.JP(外部サイト)
日本中の就農に関する情報が集まるポータルサイトで国や都道府県、市町村、JAグループ等が行っている支援やサービスをはじめ、民間企業等が実施する農業体験や農業研修、就農相談会等に関する幅広い情報が掲載されています。
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