公開日 2025年08月05日
先日、もやせるごみの組成分析(もやせるごみの中に、どのようなものがどのような割合で含まれているかの調査)を行った際、もやせるごみの中から不適物であるリチウムイオン電池(小型充電式電池)が発見されました。
ごみの中に混入した不適物(リチウムイオン電池やモバイルバッテリー、スマートフォンなど)が原因で、ごみの処分場や収集車で火災が発生する事故が、全国的に発生しています。
このような事故は、作業員や周辺住民の皆様に被害を及ぼす恐れがあります。また、ごみの処分場で事故が発生した場合、発生するごみの処分が行えないため、近隣市町等の設備で処分を行うことになりますが、そのためにはたくさんの費用がかかり、市民の皆様の負担となってしまいます。また、設備の修理にもたくさんの費用がかかります。
充電式電池に限らず、ごみに不適物を混入させてしまうと、重大な事故や設備の故障を招く恐れがあります。
ごみへの不適物の混入は、大変危険な行為です。ごみは正しい出し方で出しましょう。
もやせるごみに混入していた不適物(リチウムイオン電池、コードレス掃除機)[JPG:19.4KB]
小型充電式電池の処分について
小型充電式電池(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、モバイルバッテリーなど)は、乾電池やボタン電池などと一緒に、端子にテープを貼るなど絶縁したうえで、透明なビニール袋に入れてごみステーションに出すことができます。ごみステーションに出せる充電池の大きさの上限は、コードレス掃除機のバッテリー(手の平に乗るサイズ)を目安とします。ごみの分別については、おおたわらクリーンナビをご利用ください。
(注意)劣化し、膨らんだ電池はごみステーションに出すことができません。直接、広域クリーンセンター大田原に搬入してください。なお、広域クリーンセンター大田原の処理料金は、10kgあたり150円です(消費税含む、10kg未満は10kgとみなします)。
また、小型充電式電池は市役所や各支所、電気製品店等の拠点回収をご利用いただけます(一般社団法人JBRCの会員企業の製品に限る)。詳細はJBRCホームページ(外部サイト)をご確認ください。