公開日 2022年08月18日
情報提供案件
- 令和3年度男女共同参画に関する年次報告書について
- 公共施設マネジメント推進プロジェクトチームの設置について
- 敬老祝金等の贈呈及び100歳以上のの高齢者数について
- 肖像画の寄贈受入れについて
- 寄せ植えの寄贈受入れについて
- 大田原市総合文化会館の貸館中止について
会見内容
1 令和3年度男女共同参画に関する年次報告書について
大田原市が令和3年度に取り組んでまいりました男女共同参画に関する施策を取りまとめた「令和3年度男女共同参画に関する年次報告書」を作成いたしました。
この報告書は、平成29年3月に制定いたしました「おおたわら男女共同参画プラン第3次大田原市男女共同参画行動計画」に基づくものであります。このプランは「男女共同参画の意識づくり」、「男女があらゆる分野へ参画できる社会づくり」、「男女が心豊かに暮らせる環境づくり」の3つの基本目標を設定しており、その目標ごとに事業の実施状況を報告しております。詳細につきましては、年次報告書をご覧ください。
令和4年3月に制定いたしました「第4次大田原市男女共同参画行動計画」につきましても、第3次計画の実施結果を踏まえ、目標値を達成できるように一層の推進・充実を図り、男女共同参画行政を推進してまいります。
2 公共施設マネジメント推進プロジェクトチームの設置について
本市では、平成28年11月に公共施設等の総合的かつ計画的な管理の方針を定める「大田原市公共施設等総合管理計画」を策定し、さらに、平成29年3月に公共施設等の再配置を効果的かつ効率的に推進するための「大田原市公共施設再配置計画 基本方針」を策定いたしました。
また、令和3年3月には管理計画に示した方針を具現化するために、「大田原市公共施設個別施設計画」を策定し、個別施設ごとの再配置手法及び対応時期を示しました。
これらの計画を推進する体制といたしましては、庁内検討委員会が中心となり、定期的な進捗管理の確認と見直しや、庁内の各部署を超えて横断的に管理を行うこととしておりますが、供用廃止とした施設が取り壊わされず、耐震基準を満たしていない施設が供用されているなどの課題が見受けられるのが現状であります。
そこで、早急に課題解決に取り組むべき施設を明らかにし、廃止及び譲渡とされた施設の処分に関して財政負担の軽減等につながる手法を研究するとともに、公共施設マネジメント推進に必要な組織体制を検討することを目的としてプロジェクトチームを設置することといたしました。
プロジェクトチームは、総合政策部長が管理者となり、部局を超えたメンバー約10名による構成を予定し、公共施設マネジメントに係る先進自治体の取組や公共施設の民間活力導入等について調査研究を行い、個別施設計画が着実に推進されるよう、その結果を報告書として提出することといたします。
3 敬老祝金等の贈呈及び100歳以上のの高齢者数について
本市に居住する高齢者に対しての敬老祝金等につきましては、その長寿を祝福するとともに、敬老の意を表することを目的として贈呈するものであります。
今年度の対象者は、7月1日現在で、100歳以上の方が89名、80歳の方が574名の合計663名です。
そのうち最高齢者1名、肖像画寄贈対象者1名、百寿者4名には、市長が直接訪問し贈呈する予定ですが、新型コロナウイルス感染防止の観点から、施設等への訪問に関して考慮する必要があるため、施設や対象者のご家族と調整中であります。訪問日は、令和4年9月13日火曜日、午前中を予定しております。
それ以外の100歳以上の方には市職員が対応し、80歳の方には地区民生委員の協力を得て、それぞれ贈呈します。いずれも感染防止対策を徹底し、配布いたします。
4 肖像画の寄贈受入れについて
肖像画家の益子 学司 氏から社会貢献のため市内在住高齢者の肖像画を描き贈呈したい旨の申入れがあり、市が寄贈を受け本人に贈呈いたします。肖像画につきましては、平成22年度から寄贈していただいており、今年度で13年目になります。
今年度は、市内2番目の高齢者である中津川 乃武 様が対象者となります。
5 寄せ植えの寄贈受入れについて
市内南金丸の増村園芸 代表 増村 英樹 氏から、市内在住の100歳以上の高齢者89名の方々に寄せ植えを寄贈したい旨の申入れがありました。寄せ植えにつきましては、平成20年度から寄贈いただいており、今年度で15回目となりました。寄せ植えの内容については、現在調整中とのことです。
6 大田原市総合文化会館の貸館中止について
総合文化会館は、昭和44年12月1日開館以来53年目となり、現在稼働している県内の文化会館では最も古い建物となっています。老朽化に伴い、ホールの雨漏り、舞台設備の動作不良等が発生し、照明器具の故障の恐れもあります。それらを改修するにはかなりの経費と時間を要することが見込まれていることから、令和3年3月策定の大田原市公共施設個別施設計画では、令和11年度に取り壊す計画となっています。
しかし、非常用電源装置の老朽化が激しく、非常時に作動しない恐れがあり、夜間に停電が発生し、非常用電源装置が作動しなかった場合、施設内は誘導灯が点くだけで真っ暗な状態となり、階段で転落事故等が発生することが想定されます。
そのため、貸館を行う上で安全な利用が確保できないため、総合文化会館のホールの全日の貸出及び2階、3階の会議室等の夜間の貸出を令和4年12月28日をもって中止することといたしました。
なお、1階会議室につきましては全日の貸出、2階、3階の会議室等につきましては午後5時までの貸出とします。
令和5年1月からホール等の利用を希望される方には、那須野が原ハーモニーホール、ピアートホール、那須与一伝承館、各地区公民館等の利用を案内してまいります。
(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)