令和4年3月 大田原市定例記者会見

公開日 2022年03月08日

情報提供案件

  1. 黒羽刑務所及び旧須佐木小学校の利活用について
  2. 大田原市交流促進センター若杉山荘の再稼働について
  3. 第4期大田原市生涯学習推進計画の策定について

会見内容

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1 黒羽刑務所及び旧須佐木小学校の利活用について

 法務省及び大田原市は、市の課題や特性を踏まえた地域活性化及び再犯防止推進のために連携し、法務省が所有する黒羽刑務所や、大田原市の廃校となった校舎等の利活用を検討しています。このたび、本事業の実施主体となる民間事業者等を公募する前段階として、様々な専門知識やノウハウを有する事業者から実用性の高い情報の提供を受けることが有効であると考えられることから、本事業に関心のある事業者等からの情報や意見等の提供依頼を開始しました。

 この手法は、リクエスト・フォー・インフォメーション、頭文字を取って、RFIと呼ばれ、これまでにも法務省が所管する刑務所の跡地利用において、アイデアを募る段階で活用されています。今回は、国と市のふたつの事業対象を合わせて情報発信することにより、アイデアの幅が広がり、新たな事業発案者が参加することを期待しています。

 既に、法務省のホームページにおいて、「黒羽刑務所インフォメーションパッケージ」「旧須佐木小学校インフォメーションパッケージ」として施設の概要等が開示されています。大田原市のホームページでもRFIを実施している旨を周知します。情報提供書の提出先は一括して法務省となり、期限は、令和4年3月22日としています。

2 大田原市交流促進センター若杉山荘の再稼働について

 若杉山荘は、指定管理者の指定期間が令和2年度末に期限を迎えましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、新たな事業者を決定することができませんでした。そこで、アフターコロナを見据え、指定管理者を再度募集したところ、意欲のある事業者が名乗りを上げ、東京都足立区の医療社団法人三条会及び栃木県壬生町の社会福祉法人共育会、2つの事業者からなるブルースカイ事業団が、10月の選定委員会で推薦され、12月の市議会において正式に承認をいただきました。

 現在は来月4月1日のオープンに向け準備を進めております。

 今後は施設の特性や黒羽運動公園内という立地を生かした幅広い世代のスポーツ合宿利用、事業者提案の自主事業など自然豊かな地域ならではの体験型観光を展開し、交流人口の増加、大田原市のPRに貢献していきたいと考えております。

3 第4期大田原市生涯学習推進計画の策定について

 市の生涯学習推進の指針となる「第3期大田原市生涯学習推進計画」が本年度で計画期間が満了することから、新たに令和4年度から令和8年度までの5か年を計画期間とする「第4期計画」を策定いたしました。

 本計画の基本理念を、「学びをつなぐ持続可能なまちづくり」とし、この基本理念を実現させるために、「基本目標1 人生100年時代に向けた学びの機会の充実」、「基本目標2 学びをつなぐ体制づくり」、「基本目標3 学びを生かした地域づくり」の三つの基本目標を設定しております。さらに、これら基本目標を達成するため、五つの基本施策を設定しております。

 また、これらの基本施策ごとに具体的施策を掲げ、関係各課における事業等をとおして、目標の達成を目指します。更に、これら基本施策を支えるため、「施策1 学びを支える環境づくり」、「施策2 情報発信及び相談体制の充実」、「施策3 生涯学習関連施設の充実」の三つを「生涯学習推進の基盤づくり」として設定しております。

 なお、第3期計画と異なる点といたしましては、この基盤づくりを基本施策から分けて設定した点で、これにより計画の効率的、効果的な展開を図ってまいります。

 また、今回の計画では、「共生社会の実現に向けた支援体制の整備や、「新しい生活様式」に対応した学習環境の提供についてなど、SDGsや新型コロナウイルス感染症対策などの近年の社会状況に対応したものを盛り込んだ内容としております。

(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)

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