公開日 2022年02月03日
市では、男女が互いを尊重し、責任を分かち合い、その個性と能力を発揮できる働きやすい職場づくりに積極的に取り組んでいる事業者を表彰しています。
受賞者は、大田原市男女共同参画推進事業者表彰選考委員会の審査を経て、次の3事業者に決定しました。
令和3年度受賞事業者(50音順)
大田原信用金庫
所在地:中央1丁目
業種:金融業
那須土木株式会社
所在地:中央1丁目
業種:総合建設業
吉岡食品工業株式会社
所在地:山の手2丁目
業種:食品製造業
主な取組
大田原信用金庫
女性の管理職登用
役員及び管理的地位にある者に占める女性の割合は年々増加し、2015年時点で2.6%だった割合は2021年現在17.9%です。女性のキャリアアップ支援を積極的かつ継続的に行っています。
仕事と家庭生活の両立支援
女性職員が出産を機に離職することがないよう、産前産後休暇・育児休業制度・復職後の短時間勤務制度により、仕事と家庭生活の両立を支援しています。
同時に、職場における育児を行う職員に対する理解と支援を得られる風土づくりのため、育児に関する諸制度の周知に努めています。
直近の女性の育児休業取得率は100%となっています。
那須土木株式会社
女性の職域拡大への取り組み
経営計画の発表や、キャリアデザインに関する研修、ワーク・ライフ・バランスに関するセミナーなどを、全職員対象に実施しています。
一般事業主行動計画を策定し、技術職の女性職員の採用を目指す取り組みを行っています。
コロナ禍以前に開催された全職員対象の研修会
SDGs達成に向けた宣言
SDGs達成に向けた重点的な取り組みの一つに、女性職員の管理職登用を掲げ、2030年までに3名登用の目標を宣言しています。目標達成のための具体的な取組として、雇用、教育、昇進・登用、福利厚生などあらゆる条件で差別しない体制を構築し、経営トップが女性の管理職登用の方針を発信しています。
吉岡食品工業株式会社
性別にとらわれない能力活用
職員の評価基準を「業務実績」に特化して、性別や年齢にこだわらずに対応を進めています。
適性を最優先の考慮事項とし、女性にも「前に出る」機会を積極的に設けるようにしています。男女それぞれの感性を活かす経験が将来に役立つと考え、新たな取組である「ヒット商品創出事業」の担当者は男女1名ずつ選任しました。
仕事と家庭生活の両立支援
妊娠した職員や不妊治療に取り組む職員などが仕事と家庭生活が両立できるよう、それぞれの状況に応じて、勤務時間や勤怠、業務内容の調整を行い、支援しました。