公開日 2021年10月19日
情報提供案件
- 大田原市過疎地域持続的発展計画に関するパブリックコメントの実施について
- 大田原市有財産活用民間提案制度に基づく廃校施設に関する提案者の特定について
- 職員のノーネクタイ・ノージャケットでの通年軽装勤務の試行について
会見内容
1 大田原市過疎地域持続的発展計画に関するパブリックコメントの実施について
令和3年4月1日に、「過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法」が施行され、旧湯津上村及び旧黒羽町が過疎地域に指定されました。現在、同法に基づく「大田原市過疎地域持続的発展計画」を策定中でございます。この計画は、過疎地域における持続可能な地域社会の形成及び地域資源を活用した地域活力の更なる向上を実現するための計画であります。この度、市が作成いたしました過疎地域持続的発展計画の素案につきまして、広く市民の皆様に公表し、ご意見等を募集するため、10月20日から11月10日までの期間でパブリックコメントを実施いたします。パブリックコメントの周知につきましては、市ホームページ、市SNS、及び11月号の市広報紙に掲載いたします。過疎地域持続的発展計画素案の内容等につきましては、市ホームページに掲載する他、市政策推進課、湯津上支所、黒羽支所で閲覧することができます。市民の皆様からいただいた貴重なご意見・ご提案を可能な限り計画に反映させて参りたいと考えております。
2 大田原市有財産活用民間提案制度に基づく廃校施設に関する提案者の特定について
本市においては、統廃合等に伴い廃校となった小中学校など、民間活力により効果的な活用が期待される市有財産について、大田原市有財産活用民間提案制度に基づき、活用を希望する事業者を募集してまいりました。このたび、旧佐久山中学校の管理教室棟及び給食室並びに旧福原小学校につきまして、同制度に基づく活用提案があり、提案内容についてそれぞれ審査を行い、提案者を特定いたしました。旧佐久山中学校管理教室棟につきましては、生活介護事業の実施施設としての活用提案があった「一般社団法人つばさ」を提案者として特定することといたしました。なお、「一般社団法人つばさ」については、すでに同施設において、放課後等デイサービス事業を実施している事業者になっております。次に、旧佐久山中学校給食室につきましては、ヨーグルト製品の製造、地元産の野菜を使用したピクルスの製造及びドリンクタイプのヨーグルトの製造施設としての活用提案のあった「有限会社ジョセフィンファーム」を提案者として特定することといたしました。最後に、旧福原小学校につきましては、ワイヤーハーネスの製造を行う工場としての活用提案のあった「ユメックス株式会社」を提案者として特定することといたしました。なお、同社は、現在大田原市に2か所ある工場について、この旧福原小学校1か所に集約し、生産効率の改善を図るものであります。特定された提案者は、関係部署等との協議等を行ったのち、市との賃貸契約を締結し、事業開始に向けて準備を行うこととなっております。地域のコミュニティの中心であった学校について、廃校後についても効果的な活用がなされ、かつ、提案者からは事業の実施にあわせて、地域との連携等の提案があったことから、今後の地域の活性化が期待されるものであると考えております。
3 職員のノーネクタイ・ノージャケットでの通年軽装勤務の試行について
これまで本市では、5月から10月までをクールビズ期間、11月から3月までをウォームビズ期間、また、通年でスニーカービズに取り組むなど軽装での勤務を推奨しており、省エネルギーの推進や業務の効率化、職員のストレスの軽減に取り組んでまいりました。環境省では、通年で職員の服装を自由化しており、企業ではノーネクタイ、ノージャケット化が進んでおり、全国の自治体の一部おきましても、通年でノーネクタイ等を実施するなど通年軽装勤務の取組みが始まっております。この度、本市におきましても、省エネルギーの推進や業務の効率化、そして、働き方改革の一環として、通年でのノーネクタイ等による軽装勤務を試行いたします。試行期間は、令和3年11月1日から令和4年3月31日までとし、試行結果を踏まえて、令和4年4月1日からの本格導入を目指してまります。なお、実施に当たっては、公務員として品位を失わない節度ある服装とし、市民等に不快感を与えることのないよう十分に配慮いたします。
(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)