公開日 2023年03月10日
実質化された人・農地プランとは
人・農地プランとは、農業者が話合いに基づき、地域における中心的な農業者、農業の将来の在り方などを明確化した方針のことで、市町村によって公表されるものです。本制度は平成24年に開始されましたが、プランの中には「地域の話合いに基づく」ものとは言い難いものもありました。
真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、アンケート調査等を通して地図による現況把握を行い、話し合いに基づいて今後地域で農業を担う人(中心経営体)及び農地の集約化に関する将来方針を定め、意見を取りまとめたものが「実質化された人・農地プラン」です。
人・農地プランは地域計画にかわります
令和4年5月に農業経営基盤強化促進法等の関連法が改正され、令和5年度から、「人・農地プラン」は「地域計画」という名前にかわります。
10年後を見据えて、農地ひと筆ごとの未来の耕作者を決めていきます。担い手の確保が難しい地域では、農地の粗放的な管理も含め、計画を立てていきます。
令和5年度から、順次地域での話し合いを開催予定ですので、皆様のご協力をお願いします。
詳細は、以下リンク先の農林水産省ホームページをご覧ください。
実質化のステップ
1.アンケートの実施
対象地区の相当部分について、おおむね5年から10年後の農地利用に関するアンケート調査を行います。
2.現況把握
対象地区において、アンケート調査を通じて、農業者の年齢階層別の就農や後継者の確保の状況を地図により把握します。
3.話合い(農地集約化の将来方針の作成)
対象地区を原則として集落ごとに細分化し、5年から10年後に農地利用を担う中心経営体に関する方針を話し合いで決めます。
実質化された人・農地プランの公表
大田原市では市内を41地区に分け、令和元年度から令和3年度にかけて実質化への取り組みを進めてきました。
令和4年度は、担い手の方の経営状況の変化を反映するため、耕作面積等の更新を行いました。
令和5年2月27日開催の大田原市人・農地プラン検討会にて承認を得た、「実質化された人・農地プラン」を、次のとおり公表します。
41地区総括版
大田原地区
金田地区
親園地区
野崎地区
佐久山地区
湯津上地区
黒羽地区
川西地区
両郷地区
須賀川地区
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