令和2年7月 大田原市定例記者会見

公開日 2020年07月21日

情報提供案件

  1. 大田原市防災情報伝達システム整備事業の概要報告について
  2. 新型コロナウイルス等感染症を踏まえた避難所開設運営方針について
  3. 大田原市一般会計補正予算(第3号)及び大田原市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)について
  4. 令和2年度大田原市優良建設業者の表彰について

会見内容

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1 大田原市防災情報伝達システム整備事業の概要報告について

 大田原市防災情報伝達システムは、防災、防犯、国民保護及び生活に関する情報等を市民に広く伝達するシステムであります。
本庁舎及び両支所に設置する操作端末により市が発信する情報は、インターネット回線及び携帯電話網を経由し、市内82か所に設置する屋外拡声子局から配信いたします。
また、屋外拡声子局から配信された情報は、よいちメールやTwitter、Facebookからも同時に配信されます。なお、よいちメールや市公式SNSを受信する環境のない要配慮者には、固定電話等に自動で配信するシステムも整備いたします。
屋外拡声子局から配信した内容は、電話による聞き直しも可能といたします。
市から発信する情報以外にも、Jアラートによる緊急地震速報や国民保護情報等の配信、大田原消防署からの火災時等のサイレン吹鳴も屋外拡声子局で行います。
屋外拡声子局の設置場所につきましては、地域の中心となる学校や自治公民館、消防団詰所を基本として設置する予定となっております。
試験放送といたしまして現在の黒羽地区の防災行政無線と同様に定時の放送を行います。実施時間は現行をもとに検討する予定であります。
スケジュールとしましては令和3年3月までに工事を完了しまして、令和3年4月より供用を開始いたします。

2 新型コロナウイルス等感染症を踏まえた避難所開設運営方針について

 災害時における新型コロナウイルス等感染症を踏まえた避難所開設運営方針を策定いたしましたので概要をご説明いたします。
避難所における新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、国県から発出された通知を参考として、「避難所の過密状態防止」、「避難者自身の感染予防及び感染拡大防止」、「感染が疑われる避難者への対応」、「避難所の衛生管理及び避難者の健康管理の徹底」の4つを基本的な考え方といたしました。
「避難所の過密状態防止」につきましては、自宅等が安全な場合は在宅避難を、安全な親族、友人宅への避難が可能であればそちらを優先するように周知いたします。
また、市内12施設を初期の避難所として開設いたしますが、それ以外に大田原地域、湯津上地域、黒羽地域の3地域に各1か所、発熱、咳等の症状がある避難者に対応した専用避難所を開設いたします。開設する施設については、災害の規模等に応じて決定いたします。
次に「避難者自身の感染予防及び感染拡大防止」につきましては、避難所でのマスク着用や手洗い、咳エチケットなどを避難者に徹底していただきます。
次に「感染が疑われる避難者への対応」につきましては、専用避難所をできる限り早急に開設し、発熱、咳等の症状がある避難者と健康な避難者を分離し、避難所において感染が拡大しない対策を講じます。
最後に「避難所の衛生管理及び避難者の健康管理の徹底」につきましては、避難所内の換気や、飛沫感染防止のために必要な滞在スペースの確保、入所時や毎朝・夕の検温等による健康管理などの対策を講じます。
なお、来る7月29日(水)に避難所に従事する職員を対象に、新型コロナウイルス等感染症を踏まえた避難所開設訓練を本庁舎1階で実施いたします。
訓練内容など詳細につきましては後日情報提供をいたします。

3 大田原市一般会計補正予算(第3号)及び大田原市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)について

 令和2年度大田原市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の補正でありまして、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための国の二次補正予算を活用し、おおたわら応援チケット事業など、早急に実施すべき事業に要する経費について補正措置を講じるものであります。歳入歳出予算の補正は10億2,980万円を追加し、予算の総額を428億3,200万円といたしました。
また、令和2年度国民健康保険事業費特別会計補正予算(第2号)につきましても、歳入歳出予算の補正でありまして、第2期データヘルス計画中間評価業務に要する経費について補正措置を講じるものであります。歳入歳出予算の補正は418万円を追加し、予算の総額を79億3,518万円といたしました。
それぞれ歳入歳出予算の補正措置を講じるものでありまして、議会を招集する時間的な余裕がないことから、地方自治法の規定により、令和2年7月10日付けで専決処分をしたものであります。なお、この件に関しましては9月議会で報告し、承認を求める予定であります。

4 令和2年度大田原市優良建設業者の表彰について

 令和2年6月9日に大田原市優良建設業者表彰審査委員会を開催し、5部門、7業者、1JV、9工事を選出しました。
土木部門は、桜岡建設株式会社・株式会社舘林工業・天野建設株式会社の3社です。
下水道部門は、株式会社福島組・有限会社諏訪建設・株式会社平山建設の3社です。
舗装部門は、天野建設株式会社の1社です。
機械部門は、三和・大橋・伊藤特定建設工事共同企業体です。
水道部門は、塩那エンジニアリング株式会社の1社です。
建築部門、電気部門、造園部門、プロポーザル部門は該当がありませんでした。
なお、表彰式は7月21日(火)午前10時から本庁舎1階102会議室で行います。

(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)

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