公開日 2019年12月20日
情報提供案件
- 介護保険料の賦課誤り及び高額介護サービス費の算定誤り
- 大田原市木造住宅耐震化促進普及活動の実施
- 令和元年度大田原市はたちの集いの開催
- 第69期大阪王将戦七番勝負第3局の開催
会見内容
1 介護保険料の賦課誤り及び高額介護サービス費の算定誤り
このたび、平成15年度から令和元年度の間に、介護保険料の賦課誤り及び高額介護サービス費の算定誤りがありましたのでご報告いたします。ご迷惑をおかけした皆様に深くお詫び申し上げます。 介護保険料及び高額介護サービス費は、本人及び世帯員の課税状況や合計所得金額を基礎とし、保険料段階及び介護サービスを利用した場合の負担上限額を決定しております。今回、介護保険料等を算定するシステムへ正しく世帯員情報が登録できずに、または誤った登録となり介護保険料の賦課誤り、高額介護サービス費の誤支給が発生してしまいました。なお、この誤りはシステムの保守管理業者がシステムの点検の際発見されたものであります。 世帯員情報が正しく反映されない原因につきましては、システムの不具合による可能性、市職員のシステム操作誤りによる可能性が考えられますが、具体的な原因は特定できておりません。 件数及び更正額でありますが、介護保険料の賦課誤りにつきましては、保険料を本来より少なく算定したしまった増額更正の方が4世帯5名で、追加納付をいただく合計額は、18万7110円となります。保険料を本来の額より多く算定してしまった減額更正の方は2世帯4名で、還付加算金を含め 22万1070円を還付する予定となっております。高額介護サービス費の算定誤りによる誤支給につきましては、1世帯1名の方が該当し、金額は51万8234円となっております。対応につきましては、保険料を少なく算定してしまった方につきましては追加納付をお願いし、保険料を多く算定してしまった方につきましては、多く納めた金額に還付加算金を付加し還付を予定しております。現在、介護保険料の追加納付と高額介護サービス費の返還を求める方のお宅を個別訪問し、お詫びと事情を説明し、追加納付と返納のお願いをしているところであります。今後還付となる方にも訪問し説明して参ります。再発防止策としましては、介護保険システムのチェック機能の向上、世帯情報の確認を徹底してまいります。
2 大田原市木造住宅耐震化促進普及活動の実施
国は住宅の耐震化率の大幅な加速化が必要であるとして、住宅耐震改修等の補助額を増額させる「総合支援メニュー」を創設し、耐震性が不十分な木造住宅の耐震化促進を推進しており、本市においてもこの総合支援メニューを導入して、耐震化促進の普及活動に取り組んでいるところです。耐震化促進普及活動としまして、耐震性が不十分な木造住宅の戸別訪問をこれまで職員が行っておりましたが、訪問戸数が限定され、効果的な普及活動が行えないなどの問題がありました。そこで、国庫補助の採択要件であります、毎年専門研修を受講する市内の建築工事に携わる事業者が、市の認定を受けて「耐震化促進普及員」となり、市に代わって対象住宅の選定を行い、戸別訪問により市の補助制度の説明を効果的に実施していただくことで、訪問戸数の大幅な増加が見込め、耐震化率の向上につながると考え、市と市内の建設業者団体及び建築工事業者の三者が協定を締結して、市内の木造住宅の耐震化を促進するための普及活動を実施することとしました。
3 令和元年度大田原市はたちの集いの開催
令和元年度大田原市はたちの集いを、令和2年1月3日(金)に那須野が原ハーモニーホール大ホールで行いますのでお知らせいたします。当日の受付時間は午前9時から9時50分まで、式典は午前10時から開始し、12時終了を予定しております。令和元年12月2日現在の対象者数は772名、うち67名は市外居住の申込者数であります。民法改正による成年年齢引き下げを見据えて、今年度から「大田原市はたちの集い」と式の名称を変更いたしました。今年度も式典におきまして、那須野が原ハーモニーホール パイプオルガン アドバイザーであります、ジャン=フィリップ・メルカールト氏のパイプオルガン演奏に加えまして、那須塩原市出身のソプラノ歌手、荒川茉捺さんの独唱をお届けする予定となっております。
4 第69期大阪王将戦七番勝負第3局の開催
本市での王将戦開催は、平成18年の第55期から今回の69期まで、15期連続となります。今期は、王将戦挑戦者リーグを勝ち抜いた広瀬章人八段が挑戦者として、防衛を目指す渡辺明王将と対局することになります。対局は2月8日、9日の2日間で行われ、初日は午前9時に対局開始、午後6時頃に封じ手となります。2日目は午前9時から対局開始、勝敗がつくまで対局を行います。対局前日の2月7日には両対局者を迎えて前夜祭を、対局2日目の9日には大盤解説会を行います。多くの市民の皆様のご参加をお待ちしております。
(内容は情報政策課広報広聴係で一部編集しております。)