都市交流

公開日 2020年10月01日

 大田原市は、岡山県井原市と友好親善都市の盟約を結んでおり、小学生の交流事業をはじめ、イベント参加などの相互交流を行っています。

 また、アメリカ合衆国カリフォルニア州のウエストコビナ市とは姉妹都市提携を結び、中学生派遣交流事業を実施しています。

 その他にも、英国スコットランドのセントアンドリュースと高校生相互派遣事業を実施したり、国内の本市と関係の深い都市と提携を結ぶなど、幅広い都市交流を行っています。

友好親善都市 岡山県井原市

交流の経緯

 井原市は、那須与一が頼朝より与えられたと伝えられる荘園「備中国荏原庄」の地であり、市内には、与一が屋島の合戦で弓を引く際に破り捨てた片袖を祀ったという袖神稲荷、那須氏の菩提寺の永祥寺や那須一族の墓など、与一ゆかりの史跡が今も残っています。

 この与一がとりもつ縁で、昭和59年に友好親善都市の盟約を交わしました。

交流事業の紹介

 井原市とは、1年ごとに小学校5年生から6年生の児童を市内各校から1名相互派遣し、2泊3日の行程で交流を行っています。本市から派遣する際は井原夏祭りへ参加し、受入れする際は与一まつりの流し踊りに参加しています。

 また、1年ごとに2名の職員の相互派遣を行っています。期間は2週間で、日常の執務を通して両市の相互理解を深め、友好親善を図るとともに、職員の執務能力向上を目指すものです。

 友好親善都市盟約30周年記念事業と題し、東京スカイツリータウンにおいて、両市のPR、特産品の販売、文化財の展示等、イベントを実施しました。(平成27年度)

 西日本豪雨で被害を受けた井原市からの要請を受け、道路及び農地等の災害復旧に係る設計業務等を行うため、土木技師職員2名を派遣しました。(平成30年7月17日から9月30日まで)

井原市の紹介

  • 人口:約37,800人
  • 面積:243.54平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:嫁いらず観音院、経ヶ丸グリーンパーク、田中美術館、中世夢が原、美星天文台、井原堤ほか
  • 名物、特産品:ぶどう、ごぼう、デニムほか

市街地全景

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姉妹都市 ウエストコビナ市(アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡)

交流の経緯

 平成13年(2001年)に旧黒羽町出身のフランス料理人の佐藤了さんが、ロサンゼルス郡内のアーケディア市の自宅に中学生をホームステイで受け入れる交流事業を始めました。

 その翌年には、アーケディア市近隣の日系人の活動拠点である『東サンゲーブルバレー日系人コミュニティーセンター』のあるウエストコビナ市から2名の外国人指導助手(ALT)を旧黒羽町に招致しました。

 このようなきっかけで旧黒羽町とウエストコビナ市の交流が始まり、交流を継続的に進めるため姉妹都市提携を結ぶことになり、平成16年(2004年)に調印式を行いました。

交流事業の紹介

 ウエストコビナ市とは、1年ごとに学生を相互派遣し、1週間程度の国際交流を行っています。本市から派遣する際は、中学生がウエストコビナ市の家庭にホームステイし、国際交流を通して異文化への理解と国際感覚を身に付けます。受入れする際は、ウエストコビナ市の日本語学校の生徒が、本市の中学生のいる家庭にホームステイし、交流を行っています。

ウエストコビナ市の紹介

 アメリカでも有数の大都市ロサンゼルス市中心街から東に20マイル(約32キロメートル)のところに位置しています。

ウエストコビナ市位置

  • 人口:約106,000人
  • 面積:41.7平方キロメートル

 一年を通して穏やかな気候のもと、街路樹のある通りとよく手入れされた家屋が建ち並んでいて、過ごしやすい環境にあり、日系のアメリカ人が多く住んでいます。

ウェストコビナ市の風景

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セントアンドリュース(英国スコットランド)

交流の経緯

 昭和50年(1975年)にニューセントアンドリュースゴルフクラブジャパン(NSAJ)というゴルフ場が市内に建設されました。

 その後、ゴルフ場側から、建設に協力してくれたセントアンドリュースの関係者に感謝の意を表し「ニュー・セントアンドリュース・ジャパン・ゴルフトラスト」をセントアンドリュースに設立しました。

 このようなきっかけで大田原市とセントアンドリュースの交流が始まり、平成元年(1989年)には大田原市でセントアンドリュースの高校生2名の受け入れを行いました。その後、トラスト基金を活用し、平成5年(1993年)には2名の相互派遣を行い、翌年の平成6年(1994年)からは4名の相互派遣事業を実施しています。

交流事業の紹介

 毎年相互に高校生4名を派遣・受入れし、国際交流を行っています。それぞれ約2週間の期間中はホームステイで過ごし、観光や体験学習等を通して、国際社会人としての意識醸成を図ります。

セントアンドリュースの紹介

 スコットランドのファイフにある都市で、北海に面しています。

セントアンドリュース位置

  • 人口:約16,000人

 一年の平均気温は9度前後で、夏場は25度を超えることはほとんどありません。日本と比べると気温は低いですが、穏やかで過ごしやすい気候です。

 ゴルフ発祥の地として知られており、全英オープンが開催されるゴルフコースがあることでも有名です。

災害時における相互応援に関する協定締結都市 東京都江東区

交流の経緯

 松尾芭蕉と臨川寺の仏頂和尚がとりもつ縁で、平成18年1月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

交流事業の紹介

 江東区民まつりへ参加し、物産等の販売を行っています。

江東区の紹介

  • 人口:約535,300人
  • 面積:40.16平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:亀戸天神社、富岡八幡宮、清澄庭園、芭蕉記念館、砂町銀座商店街、東京ゲートブリッジほか
  • 名物、特産品:木材、木製品、江戸切子等ガラス工芸品ほか

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災害時における相互応援に関する協定及びふれあい交流協定締結都市 埼玉県蕨市

交流の経緯

 市民交流からはじまり、平成25年12月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。また、蕨市から交流促進のため新たな協定を締結したいと提案があり、平成31年3月にふれあい交流協定を締結しました。

交流事業の紹介

 本市が実施した防災訓練に、蕨市の防災担当職員が参加しました。(平成29年度)

 蕨市総合防災演習に、本市危機管理課職員が参加しました。(平成30年度)

 市内において、本市の高校生と、蕨市及び蕨市の友好都市である群馬県片品村、姉妹都市であるドイツ・リンデン市、並びにリンデン市の友好都市であるドイツ・マッヘルン市の学生を中心に、「国際青少年キャンプinわらび」が開催されました。(令和元年度)

蕨市の紹介

  • 人口:約67,500人
  • 面積:5.11平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:亀山三学院、南町桜並木遊歩道、蕨本陣跡、河鍋暁斎記念美術館、歴史民俗資料館ほか
  • 名物、特産品:わらびりんご、双子織ほか

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災害時における相互応援に関する協定締結都市 埼玉県草加市

交流の経緯

 松尾芭蕉の「おくの細道」と縁が深く、昭和63年に始まった「奥の細道サミット」以降、子どもたちの相互訪問や祭りの参加などで交流を深め、平成27年11月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

交流事業の紹介

 草加市民まつりに参加し、物産等の販売を行っています。

 また、草加市の小学生が市内の施設を利用し、1泊2日の「大田原市ふれあい交流事業」を実施しています。

 本市が実施した防災訓練に、草加市の防災担当職員が参加しました。(平成29年度)

草加市の紹介

  • 人口:約251,000人
  • 面積:27.46平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:国指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」、おせん茶屋、札場河岸公園、葛西用水桜並木、草加宿神明庵ほか
  • 名物、特産品:草加せんべい、ゆかた、皮革製品、枝豆、小松菜ほか

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災害時における相互応援に関する協定締結都市 宮崎県椎葉村

交流の経緯

 椎葉村には、那須与一の弟とされる那須大八郎宗久と平家の姫との悲恋「鶴富姫伝説」が伝承され、国指定重要文化財「鶴富屋敷」をはじめ、那須家ゆかりの建物などが多くあります。

 那須与一を縁にして、平成28年11月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

交流事業の紹介

 那須与一伝承館特別企画展「那須与一の軌跡」の開催に合わせて、椎葉村を舞台にした映画「しゃぼん玉」の上映会を開催しました。(平成30年度)

椎葉村の紹介

  • 人口:約2,300人
  • 面積:537.35平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:鶴富屋敷、椎葉厳島神社、十根川重要伝統的建造物群保存地区、上椎葉ダム、大いちょう展望台ほか
  • 名物、特産品:ねむらせ豆腐、菜豆腐、蕎麦、蜂蜜、干し椎茸ほか

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災害時における相互応援に関する協定締結都市 千葉県成田市

交流の経緯

 国際医療福祉大学キャンパスを有する自治体同士であることが縁で、平成29年5月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

交流事業の紹介

 本市が実施した防災訓練に、成田市の防災担当職員が参加しました。(平成29年度)

 台風15号で被害を受けた成田市からの要請を受け、り災証明書発行に伴う家屋被害認定調査を行うため、税務課職員3名を派遣しました。(令和元年9月30日から10月4日まで)

成田市の紹介

  • 人口:約132,100人
  • 面積:213.84平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:成田山新勝寺、宗吾霊堂、成田山公園、龍正院、三里塚さくらの丘ほか
  • 名物、特産品:うなぎ、さつまいも、落花生、米、和菓子ほか

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災害時における相互応援に関する協定締結都市 北海道大樹町

交流の経緯

 大樹町は防災に対する意識が高く、道内外の自治体と災害時の相互応援協定を締結したい考えがあることから、平成30年9月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

大樹町の紹介

  • 人口:約5,400人
  • 面積:815.68平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:宇宙交流センターSORA、晩成温泉、歴舟川、十勝ホロカヤントー竪穴群、晩成社史跡公園ほか
  • 名物、特産品:チーズ、ホエー豚、バナナ牛、海産加工品、シラカバ樹液ほか

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災害時における相互応援に関する協定締結都市 岩手県久慈市

交流の経緯

 久慈市はバイオマスエネルギーの活用を促進しており、本市が視察を行うなどバイオマス開発を通した縁により親交を深め、平成30年10月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

久慈市の紹介

  • 人口:約32,300人
  • 面積:623.50平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:もぐらんぴあ水族館、久慈琥珀博物館、内間木洞、つりがね洞、小袖海女センターほか
  • 名物、特産品: 山形村短角牛、海産物、まめぶ汁、久慈琥珀、小久慈焼ほか

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文化交流協定及び災害時における相互応援に関する協定締結都市 福島県白河市

交流の経緯

 白河市は「文化創造都市宣言」を行い、市民の文化・芸術活動を熱心に支援しています。白河市から提案があり、令和元年5月に文化交流協定を締結しました。また、両都市の連携をより一層深めることを目的とし、令和2年9月に災害時における相互応援に関する協定を締結しました。

白河市の紹介

  • 人口:約57,600人
  • 面積:305.32平方キロメートル
  • 観光スポット、名所:白河関跡、小峰城跡、南湖公園、白河提灯まつりほか
  • 名物、特産品:白河ラーメン、白河そば、白河だるま、和菓子ほか

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