公開日 2018年03月07日
特定外来生物であるヒアリが海外からの貨物を扱う県外の港湾等において確認されています。
ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、体質によってアナフィラキシー・ショックを起こす可能性があるなど、人体にとって危険な生物です。
なお、現在のところ、栃木県内においてヒアリの確認はされていません。
もしもヒアリと疑われる個体を発見した場合は・・・
- 至急、市生活環境課(0287-23-8706)、または、環境省関東地方環境事務所(048-600-0516)、栃木県自然環境課(028-623-3207)へ連絡してください。
- 生きてるアリは絶対に手で触らないでください。
- アリや巣を絶対に刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したりなど)しないでください。
- ヒアリに似たアリの集団がいて、駆除をお考えの場合は、環境省関東地方環境事務所(048-600-0516)、または、栃木県自然環境課(028-623-3207)へご相談ください。(注意:ヒアリが集団でいる場合は、むやみな駆除は拡散させるおそれがあるほか、日本には在来のアリ(270 種以上)がいて、生態系の中で重要な役割を担っており、全てのアリを駆除してしまうことは、日本の生態系を壊してしまうことにつながりかねません。)
ヒアリの特徴について
- 体長は2mmから6mm
- 胸部の体色が赤褐色、腹部は濃く黒っぽい赤色
- 触覚節数は10節で先端2節はこん棒状、第3節は長い
- 行列を作り餌に集まる
- 直径25cmから60cm、高さ15cmから50cm程度のドーム状のアリ塚(巣)を作る(在来種で本種のような大きな塚を作る種はいない)
もしもヒアリと疑われるアリに刺された場合は・・・
- まずは安静(20分から30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
- 病院を受診する際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー・ショック(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
その他、ヒアリに関する詳細な情報
環境省ホームページ https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html
栃木県ホームページ http://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/seibututayousei/hiari.html
ヒアリ相談ダイヤル
環境省では、国民の皆様への正確な情報発信及び不安の解消のため、ヒアリ相談ダイヤルを開設しました。
【ヒアリ相談ダイヤル】 0570-046-110(IP電話からは、06-7634-7300) (注意)通話料は発信者の負担となります。
(対応時間等)
土日祝日を含む毎日(ただし、12月29日から1月3日を除く)
午前9時から午後5時まで
チャットボット(自動会話プログラム)による相談受付
環境省では、令和元年7月1日より、ヒアリ相談ダイヤルの受付時間外も対応が可能となるよう、チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供と相談受付等を開始することとしました。
【チャットボットによる相談受付】 https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html
24時間、365日ご利用いただけます。
ヒアリの生態や見分け方、対処法等のご質問にお答えします。また、ヒアリに関するご相談を受け付けます。
(注意:見分け方は、最終的な種の同定を保証するものではなく簡易なものです。ヒアリの疑いの強い場合や緊急の場合はヒアリ相談ダイヤルまたは関係機関にご連絡ください。)
お問い合わせ
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