公開日 2017年06月20日
- 指定年月日 昭和56年7月31日
- 所在地 大田原市内
- 所有者 個人
- 員数 1口
- 製作年代 江戸時代
- 拵長さ 97.0センチメートル
- 柄長さ 25.2センチメートル
- 鞘長さ 71.8センチメートル
鐔(つば)・目貫(めぬき)は信親作ではありませんが、他の総金具が土屋信親作です。
拵(こしら)えの冑金(かぶとがね)・縁金物(ふちかなもの)・足金物・石突(いしづき)金物等の総金具は朧銀地(おぼろぎんじ)・高彫色絵(たかほりいろえ)・波龍図(はりゅうず)、柄は白鮫着黒糸巻(しろさめぎくろいとまき)、鞘は変り塗、鐔は赤銅地(しゃくどうじ)・木瓜形(ぼけがた)・波高彫、目貫は金地麒麟(きんじきりん)。
この半太刀拵の由来等については定かではありませんが、古くから大田原に伝えられたものです。縁金物の銘に「黒城西平信親彫之」とあり、黒城西とは黒羽城西に住んでいたのでしょうか、黒羽藩の抱え金工としては遺作が少なく貴重です。
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