市長あいさつ

公開日 2022年04月08日

 去る3月20日に執行された市長選挙において、市民の皆様から信任を頂き、第7代大田原市長に就任しました相馬憲一です。市の舵取りという重責を担うことになり、身の引き締まる思いでおります。

 さて、私たちが住む大田原市は、水と緑に囲まれた豊かな大地に育まれ、四季折々の美しい自然の中で人々の生活が営まれてきました。日本三古碑の一つである国宝「那須国造碑」など多くの史跡は、古代から人々が住み続けてきた証でもあります。

 平成17年の合併以降は、新市の将来像を実現するため、あらゆる分野において積極的に施策を展開してまいりました。くらしを守るインフラ整備が行われ、均衡ある発展が進み、大田原市民としての一体感が醸成されてきたと感じております。

しかしながら、人口減少、少子化、高齢化の進行、激甚災害の頻発化、デジタル化の進展、環境やエネルギー問題などに対する意識の高まり、そして新型コロナウイルス感染症の拡大など、本市を取り巻く環境は経験したことのない速さで変化しています。

こうした課題や時代の変化に柔軟かつ迅速に対応し、皆様が大田原市をもっと良くしたいという想いをかなえるためには、市政を刷新することが必要です。

 私は今回の市長選挙を通して市民の皆様に5つのお約束をしました。

一つ目は財政の健全化です。将来にわたり持続可能となる自治体経営を行うためには安定的な財源が必要であり、緊急的な支出や特定の事業実施に備えて基金を必要とします。この基金が年々減少していることから、財政不安を解消すべく、財政健全化に向けた第三者委員会を設置し、歳出の見直しを行います。すべての無駄をなくします。

 二つ目は生命(いのち)を守ることです。最優先の課題である新型コロナウイルス対応に万全を期します。市民に寄り添い、命を大切にする福祉行政に取り組みます。安全で誰もが安心して暮らせる地域を目指します。

三つ目は子どもの未来を守ることです。次代を担う子ども達の健やかな成長を社会全体で支援します。教職員の働き方改革に取り組み、学力の向上と心の教育を推進します。地域と一体となり児童虐待をなくします。

 四つ目はまちを盛り上げることです。各地に活気がみなぎり、誰もがいきいきと活躍できるよう人の交流を支援します。地元商店や企業に仕事があふれ、新たな雇用が生まれるよう地域経済の活性化を図ります。ふるさと納税を増やし、必要なインフラ整備に取り組みます。

 五つ目は歴史を活かした観光地づくりです。市内各地の社寺や史跡、歴史的資源を整備し、観光資源として活かします。美しい大田原の自然を保護しつつ、観光にも結びつけ、飲食、交通、宿泊、土産等の利用促進を図ります。

 これらの公約を着実に実行し、市民の皆様が誇りを持てる市、幸せを感じられる市をつくり上げるため、全身全霊を捧げて市政運営に取組んでまいります。一つひとつの政策を丁寧にご説明し、皆様とともに手を取り合い実現していきます。

 皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

大田原市長 相馬 憲一