公開日 2017年03月14日
- 指定年月日 昭和54年11月27日
- 所在地 大田原市内
- 所有者 個人
- 員数 1口
- 製作年代 江戸時代
- 長さ 59.3センチメートル
- 反り 0.6センチメートル
- 目釘穴 1個
平家の重宝と伝えられる小烏丸(こがらすまる)を模したものと思われ、鍛(きた)えは板目肌(いためはだ)つみ、刃文(はもん)は三本(さんぼん)杉風(すぎふう)の互(ぐ)の目を焼いた優刀です。
茎(なかご)には銘が草書で切られており、表に「源真守造之」、裏に「黒羽藩士」とあります。黒羽藩士であった真守の江戸時代末期の作と考えられます。真守の銘は楷書銘が多く、本作のように草書銘のものは珍しいとされています。
お問い合わせ
文化振興課
文化財係
住所:栃木県大田原市本町1丁目4番1号 本庁舎4階
TEL:0287-23-3135
FAX:0287-23-3138