公開日 2017年03月14日
- 指定年月日 昭和56年7月31日
- 所在地 大田原市内
- 所有者 個人
- 員数 1口
- 製作年代 安土桃山時代
- 長さ 75.3センチメートル
- 反り 3.0センチメートル
- 目釘穴 1個
鍛(きた)えは板目肌(いためはだ)、刃文(はもん)は沸匂(にえにおい)深く、ところどころ互(ぐ)の目丁子(ちょうじ)となって足深く入る。
表には相州伝風の草の倶利迦羅(くりから)(剣巻き龍の一種)の彫りが、裏には護摩(ごま)箸(ばし)の彫物が入っています。
茎(なかご)の表には楷書で「守勝」と銘が切られています。守勝とは、室町時代末期の下野刀工を代表する人物で、江戸時代まで同名で数代に及び、主に徳次郎(とくじら)(現宇都宮市)に住んで活躍しました。本作は作風から安土桃山時代の作と考えられています。
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