公開日 2011年02月15日
作品名 Brass Horn
作者名 木裳 耕二
設置場所 ふれあいの丘シャトーエスポワール
作者コメント
音が鳴っている。
その音はすぐに音に変わる。
そしてまた音が鳴る。
その音もすぐに色あせる。
たくさんの音のセッシヨンも
3秒前は忘れられる。
音は時間をただよって
過去と未来を交差する。
石はそこにたたずんで
空間を見ている。
作品名 うつせみの人
作者名 中根 栄二
設置場所 那須野が原ハーモニーホール
作者コメント
人間の一生も自然とくらべると頼りなく、
空しくはかないものだ。
そんな雄大な自然の時間のなかで
人しれず消えてゆく自分の形として、
この地に刻みたい。
作品名 那須野が原のひと時
作者名 レムジ サヴァス
設置場所 ふれあいの丘シャトーエスポワール
作者コメント
時を具現化する事はどう言う事なのだろうか?
芸術行動とは単に時空の中に点や符号を置く事ではないはずだ。この作品はこの場所での私の存在の証である。
時間は私に興味深い明示をもたらす。しばしば私は一本の線によってずっと昔から結ばれていると感じる。その線は抽象的、かつ想像的なものである。
この時空の具現化は「影」・「人の輪郭」・「階段」や「点」あるいは「無数の点」などで、説明する事が出来るだろう。
「長く延びる影」。「短い影」、影はすでに時空の中で実在している。
先人のモニュメントは文明の中で多くの人々が生きた証である。
そして、それらは我々に過去を喚起させる。
起立し、無口な彫刻は太陽の下で影として動く。
那須野が原のひと時は、私自身を刻みつけた集大成であり、時空を越えた一つの証であろう。
作品名 風景の中の開かれた形
作者名 フィリップ モンテル
設置場所 ふれあいの丘シャトーエスポワール
作者コメント
私は3つの考えによって、この彫刻を造りました。
素材/私は石でこの形を完成させたかった。
風景/私はさらに明確に、シンプルでそのままの作品を造る事を望んだ。そして、それはこの丘の運命と共に生き続けます。
人々/この作品はこの丘と同じ意味を持つています。それは平和であり、誰もがふれあえる事です。