絹本淡彩 広凌観瀾図(けんぽんたんさい こうりょうかんらんず) 県指定有形文化財(絵画)

公開日 2017年03月14日

  • 指定年月日 昭和45年11月20日
  • 所在地 大田原市黒羽田町450 大雄寺(だいおうじ) 
  • 所有者 大雄寺
  • 員数 1幅
  • 製作年代 江戸時代
  • 作者 小泉斐(あやる)
  • 大きさ 縦157.0センチメートル 横70.0センチメートル 軸装

 「臨川亭主人」の求めに応じて、小泉斐(1770から1854)が描いた作品です。

岸壁に押し寄せる波浪と北風にあおられる岩上の老松が一体として捉えられています。自然の威圧とそれに怯(ひる)まずに岸壁突端で雅集・談笑する文人たちが描かれています。本図は、斐の山水画として傑出した作品です。なお、本図と左右逆の構図による同名の作品もあります。


絹本淡彩 広凌観瀾図(けんぽんたんさい こうりょうかんらんず) 

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大雄寺

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