公開日 2020年12月08日
気温が氷点下4℃以下になると水道管や水道メーター、蛇口などが凍結しやすくなり、水が出なくなったり破裂して漏水し多額の修理費用がかかる恐れがあります。
給水装置はお客様の財産です。適切な管理をお願いいたします。
水道管の凍結を防ぐには
水道管が凍結しやすい場所
- 風当たりの強いところ
- 北向きで日陰にあるところ
- むき出しになっているところ
断熱材による保温
屋外の蛇口やむき出しの水道管には、布切れや毛布、専用の保温材等を巻きつけ、濡れないように上からビニールテープを隙間なく巻いて保温してください。
水抜き栓による凍結防止
水抜き栓、不凍水栓柱をご使用の家庭では、お休み前や長期間留守にするときは水抜きをしてください。
メーターボックス内の凍結防止
メーターボックス内には、ビニール袋などに発砲スチロールや布切れなどを入れ内部の保温をし、ふたを閉じて防寒してください。
メーター部分は検針できるようにしてください。
水をチョロチョロ出しておく
翌朝強い冷え込みが予想されるときは、前夜から箸の太さぐらいに水を少しずつ出しておくのも有効です。ただし、出した分の水道料金がかかりますので出しすぎにはご注意ください。
お風呂の浴槽などにためるなどしてトイレや植木の水やりなどに有効活用しましょう。
それでも凍ってしまったら
凍結した管や器具の外側を布で覆い、ぬるま湯をかけてゆっくりと解凍してください。急激に熱湯をかけると器具を破損させるので注意が必要です。
凍結により既に水道管が破損した場合、解凍により漏水が発生します。ご利用の前に漏水の確認をしてください。
水道料金が増えたら
漏水していないかチェックしましょう
冬は、凍結による水道管の破裂で漏水が発生しやすくなります。いつもよりも水道料金が高くなったり、いつも地面や壁が濡れていたりなどしたら、一度水道メーターをチェックしましょう。
漏水の調べ方
建物内の蛇口を全て閉めて、パイロット(写真の銀色のコマ)が回っているときはメーターから先の場所で漏水の可能性があります。
漏水を防止するためにも、お客様が定期的にメーターの数値を確認することをお勧めします。下の写真のメーターの指針は、315.600立方mです。