公開日 2024年08月23日
皆さん「睡眠の日」があるのをご存じでしょうか。9月3日は「秋の睡眠の日」、8月27日から9月10日までは「秋の睡眠健康習慣」と、睡眠健康推進機構が、睡眠や健康への意識を高めることを目的に制定しました。
9月は下半期の始まりで忙しい時期かと思いますが、身体を休める時間はとれていますか?
睡眠は、こども、成人、高齢者の健康増進・維持に不可欠な休養活動です。良い睡眠は、脳、心血管、認知機能、精神的な健康の増進、維持に重要です。さらに睡眠は日中の活動で生じた心身の疲労を回復する機能とともに、成長や記憶の定着・強化など環境への適応能力を向上させる機能を備えているため、睡眠の悪化は成長や適応能力の向上をも損なうことにつながります。
生活習慣と睡眠
適度な運動習慣を身につけることは、良質な睡眠の確保に役立ちます。適度な運動習慣等により、日中に身体をしっかり動かすことは、入眠の促進や中途覚醒の減少を通じて、睡眠時間を増やし、睡眠の質を高めることができます。規則正しい生活習慣により、日中の活動と夜間の睡眠のメリハリをつけましょう。
良質な睡眠のための環境づくり
日中にできるだけ日光を浴びると、体内時計が調節された入眠しやすくなります。朝目覚めたら部屋に朝日を取り入れ、日中はできるだけ日光を浴びるように心がけることで、就寝時の速やかな入眠が期待できます。
また、寝室にはスマートフォンなどを持ち込まず、できるだけ暗くして寝ることが良い睡眠につながります。
この機会に、最も身近な生活習慣である睡眠について見直してみてはいかがでしょうか。
参考
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