ヒートショックを予防しよう

公開日 2023年01月24日

 「ヒートショック」は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度変化により血圧を大きく変動させることです。脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患を引き起こすことにつながります。特に11月から2月の冬季を中心に多く発生しているため、注意が必要です。

栃木県の冬は厳しい

 栃木県は、冬季の死亡増加率が25%で全国ワースト1位であり、死因別で比較してみると、脳血管疾患や心疾患が全国で最も高くなっています。この原因として考えられるのが、冬の気候です。放射冷却現象により、特に朝の冷え込みが厳しくなっています。また、入浴時の温度変化により、めまいや立ちくらみ、意識障害で溺れてしまうこともあり、とても危険です。

高齢者、生活習慣病の方は要注意

 厚生労働省の調査によると、浴槽での不慮の溺死及び溺水による死亡者数は高い水準で推移しており、近年では「交通事故」による死亡者数よりも多くなっています。
 さらに、このうちの約9割が65歳以上の高齢者であることから、高齢者にとっての浴室の危険性が伺えます 。特に高齢者はヒートショックを起こしやすいといわれているため対策が重要です。

 また、高血圧症や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は脳卒中や心臓病のリスクとなるため注意が必要です。

 消費者庁:冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!

ヒートショックの症状 

 ヒートショックの症状は、軽度であればちょっとした立ちくらみやめまいです。めまいは、血圧の急激な上下によって脳に十分な血液が送られなくなることで起こります。しかし、ヒートショックが重度になると、意識の喪失(失神)・頭痛・嘔吐・胸の痛み・脱力・ろれつが回らないなどの症状が見られ、脳卒中や心筋梗塞が起こる可能性があります。

ヒートショック予防のポイント

 ヒートショックを防ぐためには、温度差を少なくしましょう。

  1. 家の中の温度差を少なくし、室温は18度以上にしましょう。
  2. 体に負担をかけないために、お風呂の温度は41度以下、入浴時間は10分以内にしましょう。
  3. トイレや脱衣所は寒いので、簡易ヒーターなどを設置しましょう。
  4. 換気をする際は、暖かい格好をして体を冷やさないようにしましょう。

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