大田原市の健康課題「高血糖」

公開日 2022年04月27日

 令和3年度市民集団健康診査結果において、糖尿病の検査項目で要指導以上(空腹時血糖100㎎/㎗以上、またはHbA1ⅽ 5.6%以上)だった40歳から74歳の方が64.4%いました。食べすぎや運動不足など、日頃の生活習慣の乱れなどにより、血糖値が常に高い状態が続くと、体内の血管がダメージを受けて動脈硬化が進行し、脳梗塞や心血管疾患、糖尿病合併症(糖尿病網膜症、糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症など)の危険性が高まります。予防・改善の基本となるのは毎日の生活です。毎日を楽しく過ごすための健康習慣を、できるところからはじめていきましょう。

心あたりはありませんか?~栃木県民の生活習慣の状況~

  • 肥満者が多い。

 男性の3人に1人、女性の4人に1人が該当者であり、全国より割合が高い状況です。

  • 運動習慣者が少ない。

 若い世代の運動習慣者の割合が低い状況です。特に女性でその傾向が顕著です。

  • お菓子好き。

 お菓子支出額が全国5位、せんべい支出額は全国2位、ビスケット支出額は全国2位の状況です。

参考:H28年度県民健康・栄養調査、家計調査(H28年~令和2年平均)

糖尿病を予防・改善するための工夫

  • 肥満改善と体重管理

 BMI(身長と体重から体格を表す指標)を参考に体重管理をしていきましょう。BMI25以上にあたる体重が「肥満」とされています。体重を減らすためには、消費エネルギーを摂取エネルギーよりも多くすることです。運動を取り入れることで筋肉を落とさず、リバウンドしにくくなります。まずは、今よりプラス10分多く体を動かしましょう。毎日まとまった時間をつくって運動することは難しいかもしれませんが、体を動かす機会は日常生活の中にたくさんあります。例えば、散歩、ウォーキング、ラジオ体操、こまめに動く、階段を使う、遠くのトイレを使う、テレビを見ながらのストレッチ等があります。無理のない程度に「毎日プラス10分」にチャレンジしてみましょう。

BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)

例)体重65㎏で身長170㎝の場合 BMI=65÷1.7÷1.7≒22.5(適正)

目標とするBMIの範囲

年齢 目標とするBMI(㎏/㎡)
18~49歳 18.5~24.9
50~69歳 20.0~24.9
70歳以上 21.5~24.9

参考:日本人の食事摂取基準(2020年版)

  • 食事の基本①バランス良く食べましょう

 主食・主菜・副菜とバランスのとれた食事を心がけましょう。子どもでは成長のため、大人では健康を保つために、エネルギーや様々な栄養素の過不足がない食べ方が必要です。炭水化物は、血糖値に最も大きな影響を及ぼす栄養素です。炭水化物は主食に多く含まれます。毎食食べるものなので、食べ過ぎないように注意しましょう。

 

  • 食事の基本②エネルギーの摂りすぎに注意しましょう

 消費エネルギーより、摂取エネルギーが多いと肥満につながります。自分に必要なエネルギー量を知って摂りすぎに注意しましょう。エネルギーを摂りすぎていると感じている方は、腹8分を心がけましょう。また、脂肪の多い料理はエネルギーが高くなるとともに、食後の高血糖が長く続きます。食材にも油は含まれています。揚げ物の回数を減らしたり、料理に使う油の量を控えめにすることで、余分なエネルギーを減らしましょう。

 

  • 食事の基本③1日3食、規則正しく食べましょう

 1日3回なるべく決まった時間に食事を摂りましょう。1日2食や、間隔が空きすぎた食べ方はよくありません。忙しくて食事がとれないからと、菓子等をちょこちょことつまむ食べ方や、夜遅い食事もできれば避けたいものです。間食は基本的には必要ありません。どうしても食べたい時には、活動量の高い日中のうちに量を決めて食べましょう。

 


 

    

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