那須野が原の開拓の歴史が日本遺産に認定されました

2018年6月15日

日本遺産とは

地域の歴史的魅力や特色を通じて文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産」として文化庁が認定する制度です。
ストーリーの構成要素となる文化財群を総合的に整備・活用することで、観光資源として積極的に国内外へ発信し、地域活性化を図ることを目的とするものです。
文化庁は、東京オリンピック開催の平成32年(2020)までに100件程度の認定を目指しており、平成27年度からの3年間で54件がこれまで認定されていました。平成30年度の認定を合わせると、67件が認定となっています。   

ロゴ

認定までの経緯

大田原市では、平成28年度から、「日本遺産」認定を目指して、那須塩原市、矢板市、那須町と共同による「近代開拓史遺産日本遺産認定推進協議会」を設置し、「明治期の華族農場を中心とする那須野が原開拓の歴史」をストーリーとしてまとめ、平成30年2月に文化庁に申請しました。
平成30年5月24日に文化庁より「日本遺産審議委員会」の結果が通知され、正式に認定が発表されました。
栃木県からの認定は平成27年度に認定された足利市(水戸市、備前市、日田市との共同)に次ぐものとなり、今回同じく認定を受けた宇都宮市を加え、計3件となっています。 

ストーリーのタイトル

明治貴族が描いた未来~那須野が原開拓浪漫譚(ろまんたん)~ 

ストーリーの概要

わずか140年前まで人の住めない荒野が広がっていた日本最大の扇状地「那須野が原」。
明治政府の中枢にあった貴族階級は、この地に私財を投じ大規模農場の経営に乗り出します。
近代国家建設の情熱と西欧貴族への憧れを胸に荒野の開拓に挑んだ貴族たち。その遺志は長い闘いを経て、那須連山を背景に広がる豊饒の大地に結実しました。
ここは、知られざる近代化遺産の宝庫。那須野が原に今も残る華族農場の別荘を訪ねると、近代日本黎明期の熱気と、それを牽引した明治貴族たちの足跡を垣間見ることができます。 

ストーリー本文(636KB)

文化庁ホームページ(外部サイトへリンク)

 

大田原市の構成文化財

この日本遺産の構成文化財として、本市では7か所が登録されました。

 

西郷神社

西郷神社(さいごうじんじゃ)(加治屋)  加治屋開墾場(後に分割して西郷農場)を経営した西郷従道を祀る神社

 

平田東助

平田東助(ひらたとうすけ)の墓(蛭田)  品川弥二郎(しながわやじろう)から譲渡された傘松(かさまつ)農場を経営した平田東助の墓碑

 

御亭山

御亭山(こてやさん)緑地公園(北滝)  開拓の舞台である那須野が原を一望できる 

 

那須基線

那須基線(なすきせん)南端点(親園)  明治11年に設けられた測量基準線の南端点

 

拓魂の碑

「拓魂」(たくこん)の碑(湯津上)  金丸原開拓の歴史などを記す記念碑

 

歴史民俗資料館

歴史民俗資料館収蔵資料(湯津上)  傘松農場関係の図面などを保管

 

 

大野放牧場

大野(おおや)放牧場(湯津上)  戦後の金丸原開拓の舞台

 

 

 

 

地図

日本遺産

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