ダニや蚊などの身近な生物からの感染症に注意しましょう

2017年4月28日

近年、生活の中に身近に存在するダニや蚊を原因とした感染症の発生が見られています。正しい知識と予防法を知り、対策をしましょう。 

ダニ由来の主な感染症

感染症名

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

病原体を持つダニ

マダニ類

(家庭内に生息するコナダニ(食品類)やヒョウヒダニ(衣類や寝具)などとは種類が異なります。比較的大型(吸血前で3ミリ、吸血後は1センチ程度にもなる)のダニで、主に森林や草地などの屋外に生息します。)

国立感染症研究所ホームページ「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」外部サイトへのリンク

症状

発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛、頭痛、意識障害、リンパ節腫張、出血症状など

潜伏期間

6日から14日程度

予防法及び対処法

  • 草むらや藪などに入る時は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしましょう。肌が出る部分には虫除けスプレーを使用すると効果的です。
  • 吸血中のマダニに気が付いた際には皮膚科など医療機関を受診しましょう。(無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあります。)
  • マダニに咬まれた後に症状がみられた場合は、医療機関を受診しましょう。

蚊が媒介する主な感染症

感染症名

デング熱、ジカウイルス感染症(ジカ熱)、日本脳炎

 厚生労働省ホームページ「デング熱について」外部サイトへのリンク

 厚生労働省ホームページ「ジカウイルス感染症について」外部サイトへのリンク

 厚生労働主ホームページ「日本脳炎」外部サイトへのリンク

病原体を持つ蚊

  • デング熱:ヒトスジシマカ
  • ジカウイルス感染症:ヒトスジシマカ
  • 日本脳炎:コガタアカイエカ

潜伏期間

  • デング熱:3日から7日程度
  • ジカウイルス感染症:2日から12日程度
  • 日本脳炎:6日から16日程度

症状

共通して発熱と頭痛がみられます。

  • デング熱とジカウイルス感染症には発疹や筋肉痛などがみられます。
  • ジカウイルス感染症には結膜炎がみられます。また、妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症などの先天性障害を来すことが確認されており、世界保健機構(WHO)は、妊婦は流行地域への渡航をすべきでないと勧告しています。
  • 日本脳炎には、意識障害や脳神経障害などがみられます。

予防法及び対処法

  • 屋外で活動する際は、長袖、長ズボンなどを着用し、肌の露出を少なくしましょう。
  • 虫除けスプレーを使用しましょう。
  • 不要な水たまりをなくすなどして、蚊の発生を防ぐようにしましょう。
  • 感染が疑われる場合は、医療機関を受診しましょう。
  • 日本脳炎はワクチンが開発されており、小児を対象に定期接種として実施しています。

海外渡航の際は

感染症は、国や地域ごとに発生する種類や時期が異なります。海外に渡航する際は、現地の発生状況に十分に注意しましょう。

厚生労働省検疫所FORTHホームページ外部サイトへのリンク

お問い合わせ

健康政策課
電話:0287-23-8704