大田原市生涯活躍のまち(大田原市版CCRC)構想について

2017年4月27日

生涯活躍のまちとは

 国は、平成26年12月に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」(地方創生総合戦略)に基づき、人口の東京一極集中の是正、若い世代の就労・結婚・子育ての希望の実現、地域の特性に即した地域課題の解決に取り組み、人口減少と地域経済の縮小への歯止めをかけることを目指して、「地方創生」を推進しております。

 国の総合戦略には、4つの基本目標がありますが、その中の「地方への新しい人の流れをつくる」において、主な施策として「生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想」が掲げられています。

 生涯活躍のまちとは、東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応じ地方や「まちなか」に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアクティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることができるような地域づくりによって、移住意欲のある高齢者の希望の実現、地方への人の流れの推進、東京圏の高齢化問題への対応を図る事業です。

(注)CCRC・・・「コンティニューイング・ケア・リタイアメント・コミュニティ」の略で、「アクティブシニアタウン」とも呼ばれる1970年代にアメリカで始まった取組です。ある施設や一定のエリアに、現役世代をリタイアしたシニア世代が居住し、衣食住や趣味等のサービスが受けれられ、健康で充実した老後の生活を送れる共同体を形成するものです。

生涯活躍のまちイメージ

       出典: まち・ひと・しごと創生本部「生涯活躍のまち構想」

大田原市生涯活躍のまち(大田原市版CCRC)構想

 大田原市は、工業団地を中心として医療機器メーカーや製薬会社等の医療福祉関連企業が集積しています。また、医療福祉を専門とする総合大学として、国際医療福祉大学が平成7年に開学し、以来、医療福祉分野における学術研究のために多くの人材が全国から集まっています。さらに、県北地区の中核病院である那須赤十字病院をはじめとする医療機関、各種介護サービス事業所や高齢者ほほえみセンター等の介護関連施設、障がい者の自立支援を行う障がい者福祉施設等の医療・福祉関連施設が充実しており、産学官が連携し、市を挙げて「医療・福祉のまち」づくりに取り組んでおります。

 地方創生において、本市の「医療・福祉」は地域資源として、地域経済の活性化及び持続可能なまちづくりに必要不可欠なものであり、「生涯活躍のまち」の推進は、まさに大田原市ならではの地方創生の取組として有効ではないかと考え、平成28年度地方創生加速化交付金を活用し、本市においてどのような「生涯活躍のまち」づくりが可能か調査、検討をしました。「大田原市生涯活躍のまち(大田原市版CCRC)構想」は、この検討結果を踏まえ、今後、本市がどのような「生涯活躍のまち」を創っていったらよいかという方向性をまとめたものです。国の「生涯活躍のまち構想」では、移住者を対象とした施策の色合いが強いのですが、本市では、住み慣れた地域の中でいつまでもいきいきと健康で暮らせる環境づくりを優先し、結果として「医療・福祉」の充実を、移住を希望する方々の移住先決定の要因として考慮してもらおうという方針で、必ずしも移住者獲得のための事業ではありません。

 今後は、この構想に基づき、より具体的な事業計画を策定し、地域の特性に合った「大田原市生涯活躍のまち」づくりを市民の皆さんとともに進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

大田原市生涯活躍のまち構想 (1MB)

大田原市生涯活躍のまち構想概要版 (2MB)

 

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