地籍調査について

2017年4月11日

 地籍調査事業は、国土調査法が昭和26年に制定され、同年11月から全国で実施されています。
 現在、登記所に備え付けられている土地に関する記録の多くは、明治時代の地租改正によって作られた地図(公図)を基にしたもので、測量技術が未発達だったため、土地の実態を正確に現しているとは言えません。
 地籍調査とは、現在の高度な測量技術によって、一筆ごとの土地について、その所有者、地番及び地目の調査並びに境界及び地積に関する測量を行い、その結果を地図(地籍図)及び簿冊(地籍簿)に作成する土地の基礎調査のことです。
 これらの成果(地籍図・地籍簿)は、法務局に送付され、登記所備え付けの地図や登記簿が書き改められることになります。

関連リンク

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地籍調査はこんなことに役立ちます

土地のトラブル防止に役立ちます

 土地の境界が不明確であると様々なトラブルが発生しがちですが、地籍調査により土地の境界や地積がはっきりすれば、そのようなトラブルを未然に防止することにつながります。

土地取引の円滑化に役立ちます

 地籍調査により、正確な土地の情報が登記簿に反映されますので、登記の信頼性が高まり、安心して土地取引ができるようになります。

街づくりに役立ちます

 地籍調査の成果を基礎データとして利用することで、都市計画図等の作成が容易になり、きめ細やかな計画の立案が可能になります。

公共事業の円滑化に役立ちます

 道路、下水道の整備や河川改修等を実施する際、事前調査や測量に多大な時間と労力を費やすことがありますが、地籍調査によりこれらの作業を簡略できるので、公共事業のコスト削減や円滑な実施に寄与します。

災害の復旧に役立ちます

 万が一、地震、火山噴火、土砂崩れ、水害等の災害が起きてしまっても、地籍調査により個々の土地が地球上の座標値で測量されていれば、元の土地の位置を容易に復元できるため、迅速に復旧作業を進めることができます。

地籍調査の実施状況

 本市では、昭和44年(昭和49年から昭和61年まで休止)から地籍調査を実施しております。
 現在は、平成22年度を初年度とする第6次10箇年計画に基づき事業を実施しています。
 平成27年度末現在の調査済面積は44.21平方キロメートルとなっています。