胃がんハイリスク検診

2016年3月18日

ピロリ菌感染の有無を調べる検査と、胃の粘膜の萎縮の有無を調べる検査を組み合わせて、胃がんへのリスク(なりやすさ)を調べる検査です。がんを見つける検診ではありません。

検査方法

2種類の血液検査の結果から判定します。   

ペプシノゲン検査(PG検査)

胃粘膜の萎縮により、血液中のペプシノゲン(胃酸のもと)の値が減少します。この値を測定することで、胃がどれだけ萎縮しているかがわかります。

ヘリコバクター・ピロリ抗体検査(HP検査)

胃がピロリ菌に感染すると、特殊な抗体が生成され、血液中に流れます。この抗体を測定することで、ピロリ菌に感染しているかどうかわかります。

検査の結果はA・B・C・D群で判定されます。判定方法は下記のとおりです。検査の結果、要精密検査(B・C・D群)の判定となった方は、胃の状態を確認するため胃内視鏡検査が必要になります。

  • A群 PG検査(-)、HP検査(-)で異常なし
  • B群 PG検査(-)、HP検査(+)で要精密検査
  • C群 PG検査(+)、HP検査(+)で要精密検査
  • D群 PG検査(+)、HP検査(-)で要精密検査

検査の対象者

  • 年度年齢が40、45、50、55、60、65、70および74歳の方
  • 年度年齢が20歳の方には、HP検査(ピロリ菌検査)のみ実施します。

検査の対象にならない方

対象年齢でも、以下の項目に該当する方は検査ができません。胃がん検診(胃X線検診)の受診については、主治医にお尋ねください。

  • 明らかな上部消化管症状があり、胃や十二指腸の疾患が強く疑われる方
  • 食道、胃、十二指腸疾患で治療中
  • 胃酸分泌抑制剤服薬中もしくは2か月前以内に服薬していた
  • 胃切除後
  • 腎不全(クレアチニン値が3mg/dl以上)
  • ピロリ菌除去済
  • 過去に胃がんハイリスク検診を受診したことがある方
    (胃がんハイリスク検診は、生涯1人1回となります。)

胃がんハイリスク検診を受診したことがある方へ

  • 結果が異常なし(A群)だった方は、希望で市の胃がん検診(X線検診)を受けることができます。
  • 結果が要精密検査(B群、C群、D群)だった方は、胃がんになりやすい状態です。精密検査(胃内視鏡検査)受診後、治療が必要となった方は治療優先となります。治療が終了した方は、今後の胃がん検診の受診について、主治医にご相談ください。治療不要になった方も胃がん発症のリスクは高い(胃がんになりやすい)状態ですので、主治医にご相談の上、胃がん検診を受けるようにしてください。

お問い合わせ

健康政策課
成人健康係
電話:0287-23-7601
ファクシミリ:0287-23-7632