天祭(八龍神社)(てんさい はちりゅうじんじゃ) 市指定無形民俗文化財

2017年5月2日
  • 指定年月日 昭和53年9月7日
  • 所在地 大田原市羽田681 八龍神社
  • 管理者 羽田八龍神社天祭保存会

 口伝によれば江戸後期、八龍神社の登り口の十王堂で行人が天念仏を奏したことに始まるといわれ、大正11年(1922)に天祭としての形式を新たに整え、7月の八龍神社の祭礼(28日以前の直近の土日)に奉納され、現在に至っています。

 土曜日早朝から保存会の人たちによって天棚の組立てを行います。高さ9メートル程の4本柱を立て、頂上に注連縄(しめなわ)を張り中心に御幣束(ごへいそく)を設け、中段7メートルの所に行棚を設け、下段5.2メートルの所に囃子(はやし)方棚を設けます。

 夕刻、この天棚の四方を清め、村内の安全と五穀豊穣を祈願する棚祭を行います。この棚祭を八龍神社の祭神に報告したのち、太鼓と笛により「御山は晴天」という楽(がく)を奏し、山を開いて四方を祓い清め、次の楽が奉納されます。

 1御山は晴天(おやまはせいてん) 2御山(おやま)くずし 3平(ひら) 4平切り 5平返し 6平の中切り 7平流し 8平くずし 9岡崎 10岡崎くずし 11天神囃子(てんじんばやし) 12数え唄 13二遍返し(にへんがえし) 14十二神楽(じゅうにかぐら) 

 楽を一曲終了するごとに一同で「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」を和し、「今日の夕日の降(くた)ちより、明日の夕日の降ちまで」一昼夜奏する行事です。 

 なお、近年は天候などにより天棚の組立てが行われない場合もあり、また、深夜に楽を奏することは行われなくなっています。

 天祭八龍神社.jpg

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