光厳寺三鋳銘鐘(こうごんじさんちゅうめいしょう) 市指定有形文化財(工芸品)

2017年5月2日
  • 指定年月日 平成13年6月21日
  • 所在地 大田原市寺宿303 光厳寺境内
  • 所有者 光厳寺
  • 員数 1口
  • 製作年代 鎌倉時代
  • 大きさ 高さ89.5センチメートル 口径69.0センチメートル

この梵鐘(ぼんしょう)は、光厳寺の鐘楼にあり、銘が三重になっています。まず、応長元年(1311)に鋳造された後、寛永16年(1639)・享保8年(1723)の2度にわたって改鋳されたことがわかります。

応長元年の初鋳の際には、工匠は、吉永なる人物がつとめ、大檀那は、那須加賀守資家(すけいえ)(那須資村の子)でした。寛永16年の改鋳は、大工早山豊後守吉久及びその子供善衛門吉助が担当し、浄法寺(じょうぼうじ)弥一郎資明が「功徳主」をつとめています。資明は「黒羽歴世執政名譜」などに記される浄法寺弥一郎茂明と同一人物と考えられます。茂明の妻は、大関弥平治政増とシャン姫の娘菊子(月桂院)でした。享保8年の再改鋳は、大関宇右衛門増候を願主として、他に32名の施主の布施を受けて実施されました。

その後、昭和8年(1933)の火災や太平洋戦争時にも焼失や供出を免れ、今日に伝えられてきました。

梵鐘

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