涅槃図(ねはんず) 市指定有形文化財(絵画)

2017年5月2日
  • 指定年月日 昭和48年12月18日
  • 所在地 大田原市山の手2-9-2 龍泉寺
  • 所有者 龍泉寺
  • 員数 1幅
  • 製作年代 江戸時代
  • 大きさ 縦244センチメートル 横146センチメートル
  • 材質・技法 紙本著色

 涅槃図とは釈迦が入滅(にゅうめつ)する情景を描いたものです。多くの涅槃図では釈迦の周りに死を悼む菩薩や弟子やさらに鳥獣までもが集まり、涙を流し嘆き悲しむ様で描かれます。しかしこの図は、みな比較的冷静な表情で描かれており、また釈尊の足の平に法輪が描かれていないなどの特徴があります。

 さらに、釈迦を囲む沙羅双樹(さらそうじゅ)は東西南北に2本ずつ計8本描かれるのが普通ですが、ここでは2本のみ描かれています。これらはインドや中国の古い涅槃図にみられる特徴で、本図中に「唐絵像」を写したとあるように、唐画の涅槃図をもとに描いたことによります。

 

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