絹本著色 仏国国師像(けんぽんちゃくしょく ぶっこくこくしぞう) 国指定重要文化財(絵画)

2017年2月10日
  • 指定年月日 昭和25年8月29日
  • 所在地 大田原市雲岩寺27 雲巌寺
  • 保持者 雲巌寺
  • 員数 1幅
  • 製作年代 鎌倉時代
  • 大きさ 縦102.4センチメートル、横40.0センチメートル 軸装

雲巌寺を開山した、高峰顕日(こうほうけんにち)(仏国国師)(1241から1316)の頂相(ちんぞう)です。

痩躯(そうく)温容、やや俯瞰(ふかん)した眼差し、硬く結ばれた口許に仏国国師の面影がしのばれます。宋朝伝来の頂相に大和絵の写貌法が活かされている得がたい名品です。像の上の方に「高峰叟(そう)」とあるように、国師の自書になる賛(さん)が施されています。

仏国国師は、仁治(にんじ)2年(1241)、後嵯峨(ごさが)天皇の皇子として京都に生まれました。16歳で出家し、宋の高僧無学祖元(むがくそげん)(仏光国師(ぶっこうこくし))(1226から86)より伝法受衣(でんぽうじゅえ)がありその法嗣(ほうし)となりました。後に東山(とうざん)雲巌寺を開山し、朝野の崇敬を集め、正和(しょうわ)5年(1316)10月20日76歳で入寂(にゅうじゃく)しました。墓地は雲巌寺境内にあります。

 絹本著色仏国国師像(けんぽんちゃくしょくぶっこくこくしぞう)

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雲巌寺

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