木造 釈迦如来坐像(もくぞう しゃかにょらいざぞう) 県指定有形文化財(彫刻)

2017年2月10日
  • 指定年月日 昭和45年11月20日
  • 所在地 大田原市黒羽田町450 大雄寺(だいおうじ)
  • 所有者 大雄寺
  • 員数 1躯
  • 製作年代 鎌倉時代
  • 大きさ 像高141.5センチメートル 肩幅56センチメートル

 鎌倉時代の作で坐禅堂に安置されています。寄木造、玉眼嵌入(ぎょくがんかんにゅう)で、白毫(びゃくごう)は欠損し、漆箔(しっぱく)は脱落しています。高い宝髻(ほうけい)に透彫鍍金(ときん)の冠をいただき、定印(じょういん)を結んで、蓮台(れんだい)上に端然と結跏趺坐(けっかふざ)し、静慮に入った修行釈迦の姿です。美しい姿ですが、一種の鋭さをもった上瞼をやや伏せ、唇を強く結んだ表情には、森厳な雰囲気が漂っています。肩高く胸広く、充実した偉丈夫の体躯を示しています。両肩・両袖のひだは自然の丸みを帯びており、掌や指の節・爪など細部にも写実の精神が行きわたっています。

 刀法もかなりの冴えを見せており、頭部は耳の直後と中央で矧(は)ぎ、宝髻は別木で作られ取り付けられています。

 台座は、一段葺きの蓮弁・反花(かえりばな)で共に簡素にして力強く、蹴込(けこみ)つき円形框座(かまちざ)と合わせて、鎌倉時代の様式が保たれています。 

 

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