道標(どうひょう) 市指定史跡

2017年2月13日
  • 指定年月日 昭和60年5月15日
  • 所在地 大田原市小滝1129-2
  • 管理者 小滝自治会
  • 高さ93センチメートル、上8センチメートル半月形。幅24センチメートル

 この道標は、奥州道中から棚倉(たなぐら)街道への小滝入口分岐点追分(おいわけ)に建てられたもので材質は安山岩です。大田原宿からは約3キロメートルのところにあり、棚倉街道は棚倉地方では日光道または江戸道と呼ばれ奥州道中大田原宿を経由して江戸・日光方面に向う近路として貴重な街道でした。

 正面に「是●左奥州道」、右側面に「是●右たなくら道」、左側面に「南無阿弥陀仏」、裏面に元禄4年(1691)の銘があります。(●は、「よ」と「り」の合字)

 寛永6年(1629)8月「紫衣(しえ)事件」によって江戸幕府の怒りを買った僧、沢庵宗彭(たくあんそうほう)と玉室宗珀(ぎょくしつそうはく)が流人として流刑の地、羽州上山と奥州棚倉へ護送される途中、この追分口に至りました。沢庵は奥州路、玉室は棚倉路を北へ進むに際し、決別の詩を作り、袂(たもの)を分かったという歴史的な地点でもあります。

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